こんにちはー!なっとうです!
真 ・女神転生Ⅲ ノクターン HDリマスター!ついにクリアしました!
©️ATLUS ©️SEGA
ということで、今回はネタバレガッツリのクリアレビュー記事です!
総プレイ時間:65時間53分
最終レベル:85
難易度:ノーマル
これらの最終データをもとに考えてみると、ボリュームのあるゲームだったなと思います。
毎度書いてしまってる気がしますが、プレイ時間100時間以上のゲームを多くやってきてるので、
個人的には「長いゲームだ」とは思いませんでした。
なっとう的基準でのレビュー
私のいいゲームだったかどうかの判断基準は、もう一度プレイしたいと思うか、同じ熱量で2周目も楽しめそうか…の2点です。
このメガテン3は、是非他のエンディングも見たいのでもう1度プレイしたいです。
ただ、同じ熱量で遊べるかどうかは微妙かな〜と思いました。
なので、星3評価としたなら、
星1が1度クリアしたらもういいゲーム。
星2はもう一度プレイしたいと思えるゲーム。
星3は何周でも楽しく遊べそうなゲーム。
…となり、メガテン3は星2かなぁという感じです!
ここが好き!
やっぱり何といっても!悪魔集めと悪魔合体、そして育成でしょう。
ただ、悪魔の数がとても多いので、コンプリートはかなり難しいと思います。
合体でしか手に入らない悪魔や、進化でしか手に入らない悪魔もいて、効率的にコンプリートしようと思うと、攻略情報を見ながらでないと不可能なのではないかなぁと思いました。
ここが苦手かも…
プレイ日記でも書いたことがあるのですが、ダンジョン内のギミックに、ワープが多すぎる!
これはメガテン3のみにならず、過去にプレイした女神転生4、4Fもワープギミック多かったです。
なので、慣れていると言えばそうなんですけれど、やっぱりあんまり好きになれないですね…。
階層の移動の度にやらされるシューティングゲー
これ本当に嫌いでした…
スキップできないですよね?(できたらすみません)
普通にダメージ喰らうのでコントローラー放置もできないし、お金も雀の涙的金額だし…。
エンディング分岐について
このゲームはエンディングが多いです!
分岐点も、初見ではなかなか測りづらく、「あれ?もしかしてこれ大事な選択肢なのでは…」とセーブを取ってなくて焦ったりしました(笑)
最終的に諦めましたが…
深界ルートで思うこと
私が1周目に選び取ったエンディングは、全てのボスを倒すことのできる深界ルート。
他のルートを見ていないので推測になってしまいますが、多分ほとんどの謎が解き明かされるルートでもあるのだと思います。
全体的なストーリーも世界観は暗いですが、重たいという印象はなかったかなぁ。
個人的にはキャラクターに感情移入しすぎるせいだとは思いますが、ペルソナ3の方がしんどかったです。
(でもP3の方が好きという贔屓根性)
メガテン3では、それぞれのキャラクターに感情移入はしていたのですが、愛着のあるキャラは少ないかも。
真のダークヒーロー
私はこれまで、主人公がいわゆる闇落ちというか、悪に染まって終わるようなストーリーは苦手意識がありました。ゲームだけに限らずです。
でも!メガテン3は最高でした!!!
最強の悪魔?最高じゃん!!!
…こんな風に、かっこいい!と思ったのは初めてでしたね〜。
いよいよ悪魔として生きることになった瞬間なんかは、主人公の目が赤く光るんですけど、もうめっちゃドキドキしましたね。
運命と覚悟の赤。
登場人物について
まだ謎だな〜と思っているキャラもいるにはいるのですが、
それぞれのキャラクターについて。
長いので、興味がない方は是非すっ飛ばしてくださいませ
勇
まず主人公の同級生で友人の勇と千晶。
勇は受胎後、先生の身を案じて奔走しますが、主人公のように戦う術がないため、随分酷い目に遭います。
マントラ軍に捕まった時なんかは多分、長いこと拷問されてたと思うんですよね…。
マントラから解放されて少しすると、突然人が変わったようになってしまいました。
あれはアマラ経絡に触れたせいなんですかね?
絶望とか孤独とか、自分の無力とか、いろんなことが重なって、閉じこもってしまうという印象でした。
彼が望んだ世界も、誰とも関わらないというような世界でした。
夢はないけど、勇の望んだ世界が一番リアルだなと思いましたし、共感者は多いのではないかなと思いました。
先生のことが好きだった勇ですが、最終的に先生の一番嫌いそうな(向上心や競争心を失った人たち)人種になってしまったように思えて、すごく切なかったです。
うまくいかないよなぁって。
千晶
千晶は、行動力のすごい子ですよね〜。
やってることは暴力で支配するばかりで、どうしても好きになれませんでした。
マネカタに酷いことばかりして…ミフナシロでの一件は本当に辛かった。
でも、彼女の台詞とか行動が切実で、それでいて彼女自身に放たれているように聞こえる時もあって、
多分一番意思が強いコトワリの持ち主だったんじゃないかなぁ。
主人公が現れなければ、千晶の望んだ世界になったのかもしれないなって思いました。
あと、声優さん。素晴らしかった…みんな好きですけど、千晶は特に好きでした。
千晶の時と、千晶が千晶でなくなっていく過程の演じ分けが素敵でした。
氷川
うん。なんかあんまり印象ないです。
氷川の理想の世界である「シジマ」も結局どんな世界なのか想像が難しかったです。
同調できないというよりは、理解が追いつかないという感じ。
知識や、技術は氷川が一番(まぁ大人ですし)持っていたでしょうけど、
なんかイマイチ強い意志があるようには感じなかったなぁ。
氷川とヒジリさんの関係がすごく気になるんですよね。
なんであんなにヒジリさんは氷川を追っていたんだろう。
世界を変える存在という危惧のせいかな?何か因縁があるのだとばかり思っていたのですが、
ヒジリさんのことを知ってしまうと、何か予感めいたものだったのかも…とか思ったり。
先生
日記の方でも書きましたが、やっぱり主人公以外の教え子のことを全く気にかけていないようにしか見えなくて…。なんかそこがずっとモヤモヤしてるんですよね。
最初から主人公に肩入れしているようにも見えたけど…それはゲーム的な都合のせいかな?
結局、私の選んだルートでは先生の望む世界とか、アラディアとか。深く知ることができなかったので、2周目は絶対先生ルートに行きたいですね!
ヒジリ
私はこの人が好きですね。
だんだんヒジリさんも人格変わっちゃって、ショックでしたねあの時は(笑)
ヒジリさんは、かつて大罪を犯した罰として、死んだことにも気づけないまま、転生を繰り返して世界の創世を見守り続けなくてはいけない立場。
記憶も持たずに転生して、新しい世界の興りを見守る。
コトワリを持つことも、自分が創世することもできないのに、記憶を持たないものだから…全ての世界でいろんなことを考えて、たくさん希望を抱いて絶望していくんだなって思ったら切なくて切なくて。
深界ルートで、主人公の世界は創世を止めましたが、他の世界は違うんですよね?
ヒジリさんをその罰から救うことはやっぱりできない…のかな?
個人的に、ルシファーと戦う前に少年から言われた、主人公も罪の償いを永遠にさせられる…みたいな台詞から、ヒジリさんもどこかの世界で人修羅だったのでは…と思いました。
ヒジリさんはルシファーに勝てなくて、そのまま役不足として見捨てられてしまって、罪を償わなくてはいけなくなったのでは…私の中では勝手にこの説になりつつあります。
サカハギとフトミミ
この二人は、とあるイベントをこなすと悪魔合体で作成できるようになります。
フトミミさんは結構終盤でも使ってましたね〜!
そのイベントの際に、それぞれの前世?のような思念体に会うのですけれど、違和感がずっとあって。
エンディングみた後に色々ネットで調べてみると、
どうやらサカハギっぽい発言をする思念体がフトミミの前世で、フトミミっぽい発言をする思念体がサカハギの前世らしいのです。
つまり前世では、フトミミが人を殺すような人間で、サカハギは真面目な会社員だったのですがフトミミに家族を殺されてしまった…という前世の持ち主だったようです。
フトミミは人殺しの後味の悪さから良心に目覚め、ボルテクス界での姿ではあのような聖人に。
サカハギは、家族を殺されたことで憎悪に支配されてしまい、ボルテクス界の姿で殺戮を繰り返します。
…なんと…なんと皮肉な…!
サカハギの合体条件が、呪われた状態であることなのです。
転生して、記憶を無くしてマネカタになってもなお、サカハギは前世からずっと呪いを抱いていたのでしょうね…。
なんだかなぁ…
2周目に向けて
周回プレイしてみたいゲームの一つになったわけですが、
すぐにやりたい!というよりは、少し間をあけて、また挑みたいなぁと思っています!
引き継ぎ要素はそんなに多くない印象ですが、2周目はもっと悪魔合体や育成に力を入れつつ、
別のエンディングを目指したいです!
長くなりましたが…ネタバレあり考察ありのレビューはここまで!
プレイ日記をつけたのも初めての経験でしたが、すごく楽しかったし、
世界観にプレイするだけではなくて、深く考えながら入り込めたのがよかったなぁと思います!
最後までお付き合いいただきましてありがとうございます!
またお会いできますように〜!!