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日本一親切なコピーライター、桑原昇です
ビジネスを進めていく上で自分の業界についての知識を持つのは
当たり前です。
・市場規模はどのくらいなのか?
・市場は伸びているのか?下がっているのか?
などです。
しかし多くの人が誤解していることがあります。
それは商品=市場だと思っていることです。
結論から言えば商品は同じであっても市場は複数存在しているのです。
具体的に説明します。
今年のラグビーのワールドカップや来年のオリンピックを観戦するために
テレビの購入を検討するとします。
しかしこのテレビはビックカメラのような量販店で販売されているかと思えば、
ジャパネットたかたのようなテレビショッピングでも販売されています。
そしてもちろんAmazonや楽天でも販売されています。
当たり前ですが同じ商品が複数のチャネルで販売されているのです。
つまり同じ商品であるのに関わらずそれぞれの市場でビジネスが成り立っているのです。
この理由はそれぞれの市場でお客様のニーズが異なるためです。
ビックカメラのような家電量販店に行く人は
「商品を見て比べて店員さんに
色々聞きたい!」というニーズがありますがジャパネットたかたで購入する人は
「欲しい商品が電話一本で届く」という簡単さに魅力を感じているのです。
Amazonや楽天の方が仮に安かったとしてもクレジット情報を入力したり、
画面を操作することにストレスを感じる人は一定数存在します。
だからこそジャパネットたかたに市場価値が生まれるのです。
ここで言えることは同じ商品であっても顧客の望むことが異なれば片方ではメリットに
なったりデメリットにもなるということです。
すでに商品知識がある人なら店員の説明は邪魔なだけかもしれないですが、
何も知らない人からしたら物凄い価値になることもあります。
このように同じ商品でも市場は複数存在します。
だから今のやり方で商品が売れていなかったとしても
あきらめるのはまだ早いということです。
是非覚えておいてくださいね。
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