怒涛の一日券だけど半日旅(後編) | ライターズパレット通信

ライターズパレット通信

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さて、可愛らしいとびだし注意看板のある狛江、後半戦でっす!
 

 

 

後半といってもまだ午前9時40分ですが、配置図の

 

 

 

 
南口を攻略していきますよぉ~♪
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
いいですね~、「花は赤いうち、心は熱いうち」と「よしこれからだ」ツボ(*´▽`*)♡♡♡
 
マンホールの写真を撮り終わったのが、10時ジャスト!
 
 

 
狛江市役所でのランチを予定していたワタクシ、「それにしてはまだちょっと時間が早いわよね~」てなことで、
 

 
午前9時過ぎに、五階でマンホールカードげっとした、
 

 
エコルマホールに戻って参りました~♪
 
というのはですね、マンホールカードをげっとする際、一階にこのような↓看板が出ていたのを思いだしたからです。
 
 

 
絵手紙ひろば、
 
入場自由
 
の文字を見てワタクシ、て~っきり駅のエントランスや市役所のショーウィンドーに飾られているような、絵手紙の展示が無造作にされているんだ、とつよ~く思い込んでしまったのです(;^ω^) だってさ~、「6階 展示・多目的室」って書いてあるじゃ~あ~りませんか!
そう! 実はワタクシ「受付は11:00まで 初心者の方は10:00までにお越しください」と書かれているのをガン無視しちゃったんです。
 
時刻は10時15分。展示をじっくり見学しても、11時には市役所のレストランに行ける。どんなにゆっくりランチしても12時には狛江を出発すれば、ダンナを余裕で迎えに行けるわね~、てな捕らぬ狸の皮算用をしたワタクシ、意気揚々と、
 
 
 
30人乗りのエレベーターに乗り、6階へ♪
(このエレベーターは5階までしか行きません。6階にいくには階段を使います~♪)
 
6階の部屋の前の掲示板に、張り紙をしている男の職員の方がいらっしゃいました。
「あの~入っても大丈夫ですか?」と聞くと、「ええ、どうぞ(*´▽`*)」とおっしゃいます。
 
部屋に入り、あれ(・・? ちょっと様子がちがうような…と思う間もなく、職員らしき女性に「初めてですか? そこに名前を書いてください」と言われ、はあと名前を書いていますと、「参加されますよね!?」とぐいっとツメてこられました💦
 
「あ、いや、予約とかしていないので今日は見学だけで…」
 
と言いかけると、職員の方は、くるりと向こうをむき、
 
「先生! 先生! 初心者の方です、お願いしますっ!」
 
とすでにテーブルについている先生に、私を押し付けようとしたのですΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
先生と呼ばれた素敵なおばあさん…もといっ! 素敵な先生は、あっきらかに不機嫌な表情になりつつ、
 
「えっ( 一一)!? とっくに受付の時間は過ぎているのよ! 初心者は10時までにって書いてあったでしょ!」
 
と怒る、怒る(;^ω^)
 
職員の方はなおも、
 
「そうおっしゃらないで、なんとかお願いしますよ! だって席、そこ! まだ空いているじゃないですか」
 
と言い張る、言い張るΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
 
…いや、マジ、なんかひっじょ~に気まずい💦 
 
先生のいらっしゃるテーブルにはすでに5人の生徒さんがいらっしゃっていました。
つまり8人かけのテーブルに、先生を含めて6人の妙齢女性が座っていらっしゃるのです。職員の方としては「せっかくテーブルの上に道具を揃えて用意したんだからその空席にこの初心者を押し込んじゃいましょ!」なのでしょうが、そりゃ~先生としては面白くないですよね(;^_^A どっちの気持もわかりましたが、ここは職員さんの顔を立てて、空席に座ることにしました(だってそっちの方が面白そうだったんだも~ん( ̄m ̄〃)ぷぷっ!)
 
私が座ると先生、
 
「あなた、二回目? それともまったくの初心者?」
 
「まったくの初心者です」
 
「あっ、そう! ここはね二回目の人ばかりなの! もう授業を始めちゃったからあなたにはあとで教えるから、とにかく座って黙って聞いててちょうだい!」
 
と、邪険に扱われるとはこのことかという感じで邪険にされましてよワタクシ( ̄ー ̄)ニヤリ
 
でもね、別に悲しいわけでも、頭にきたわけでもありませんでした。だって先生の気持もよ~くわかるもん( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
てなことで授業の続きを聞いていました。
 
先生のお話は、「うわっ、マジかっΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン」と思うような目からウロコの連続で、ひっじょう~に面白かったんです。
まずね、
 
筆ペンじゃないのに
びっくり!
 
てな、もし先生がこれを聞いたら烈火のごとく怒りだしそうなことを思ってしまいました(;^_^A
 
以前、アメーバ絵手紙サークルの課題「線を引く」の回で、筆に墨汁を使って以来の筆! ほへ~、たっぷりと墨を付けて、毛先だけティッシュで拭きとるのか~と感心しながら聞いています。
 
「いいですか~、線は筆の先端を持って、ゆ~~~~くり描く。力を入れて、線を描こう、線を引こうと思っちゃダメですよ、筆任せ! そうすると味のあるいい線が引けます」
 
なるほど~(*^▽^*)
 
「線はゆっくりに対して、色付けは、手早くさっと! あんまり色を重ねない方がいいですね。何色も重ねると、汚くなります。それとハンコですが、みなさん、用意はしてきましたか?」
 
これには私を含めた全員が首を横に振りました。
 
「わかりました。では今日も前にあるひらがなのはんこを使っておしてください。消しゴムを彫って自分で作ってもいいんですよ。ハンコは名前の最初の文字を平仮名でね。大きさも、ハガキに押すのであれば8㎜がちょうどいいわね」
 
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
 
察しのいいみなさんはもうお気づきだと思いますが、私が使っているのは、
 
 
「楽」の文字! 漢字(;^_^A
さらにシャチハタでオーダーメイドした、スタンプ台のいらない、5㎜のや~つΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
…そ、それでか~(;^_^A
いえね、絵手紙サークルのみなさんが、ひらがな一字の素敵なハンコを使っていらっしゃのを見て、「なんか私のとはちがう(・・?」とは薄々気付いてはいたんですよ~。そりゃ~ちがうわけだと思いつつ、なおも先生の話を聞きます。
 
「ハンコもね、どこにでもおしゃ~いいってもんじゃありませんよ。絵に添わせる! これが大事! 真ん中にど~んと押すなんてこた~言語道断!」
 
ひゃ~、穴が合ったら入りたいっ( ゚Д゚)!
 
その後も、「絵は葉書からはみ出すくらいに大きく、大きく」とか、「書く文字や文章が思い浮かばなかったら、絵手紙を送る相手を頭に浮かべて話しかけるつもりで! そうしたら、お茶にいきましょう、でもなんでも言葉が出て来るでしょう」とか、「色をぬる筆は腹をつかってトントントンという感じで」とか「色をぬる時には、必ずぬり残しを作るように。全部ぬっちゃうとベタっと平面的になるからね」等々、めちゃくちゃためになるお話をされていたので、ワタクシ、
 
メモを取りながら、
真剣に話を聞いていた
 
んです( ..)φメモメモ
 
でもって、いよいよ、線を引く練習が始まりました~♪
ワタクシね、ちょっとこれには自信がありましてよ(〃艸〃)ムフッ だって、前に描いたことあるも~ん、ということで、力を入れず、無心にゆっくりと筆を進めていきました。
 
先生はその間、ひとりひとりのところに来て、「あなた、力が入り過ぎ!」「まだ書こう、書こうとしてる、それが見てわかる!」と声を荒げて…もといっ! 叱咤激励して回っていらっしゃいました。
 
私のところに来ると先生、「あらあなた、なかなかいい線を描くじゃない」とおっしゃってくれました( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
 
「はい、ありがとうございま~す」
 
「あ、でもこの線は、左から右に引いた方が書きやすいでしょ? 話、聞いてる? あ、そうか、
 
あなた、人の話
聞かないタイプ
 
よね。どうせなに言ったって聞いてないのよね」
 
となぜか断定的に決めつけられるΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン 聞いてるってば、めちゃくちゃ真剣に…。
 
その時、ワタクシ、たしかにチラっと時計を見ましたよ(;^_^A
12時まではとてもじゃないけどここにいられない。なんとか11時半には切り上げたい…たしかに顔にそう出ていたとは思います。モデルの葉っぱは自由に選んでいいというので、手に取ったそれをテーブルの上に置きま~す。
ブルブル指を震わせながら、モデルさんのラインを描いていきます!
 
でっ、テーブルの上に置かれている顔彩と呼ばれるパレット状のものを開きました~♪
おお~これが(*´▽`*) YouTubeでみたことある~とお持つつ、筆を水で濡らして落としてみると、( ,,`・ω・´)ンンン? なんかちょっと思ってたのとちがう…。
なんというのかな~「カタイ!」というのが第一印象でした。
ほら水彩絵の具って、硬さでいえば、チューブ入りの歯磨き粉くらいのかたさじゃないですか~? それが顔彩は、紙粘土くらいのカタさなんです(;^_^A あわてたワタクシ、筆をたっぷりの水で濡らしてから、顔彩に筆を落としたんですね。
おお~、これで色がぬれるぞ~! え~と塗り残しをあえて作るんだったわ~てな感じで、ベースの黄色を言われた通りにトントントンで、あとは緑色だな~これもトントントンとぬっていったんですね。
 
するとどういうことでしょう~、
 
あっと言う間に
ぬり残しが
消えて無くなった
 
んですΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
 
おっかしいな~なんかえらく滲んじゃった…と思いつつ、他の人たちにならって、文字を描いて色をつけ終わったハガキに、ハンコを押そうと前のテーブルに向かったんです。
そこには先生が最終チェックのために立って待っています💦
「いいわね、なかなかいいわよ」「よく描けているいるわよ、がんばったわね。エライ、エライ」とみなさんが褒められれいらっしゃるので、そのどさくさに紛れてハンコを押しちゃおうとしたところ、先生に見つかってしまいました。
 
「あらあなた、ちょっと見せてごらんなさい。…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
 
これはダメだわ
こんなみっともない
状態で帰せない
 
から、もう一度テーブルに戻りなさいっ! すぐに行きます!!!」
 
と言われて、テーブルに戻されちゃいました。
 
「あれだけぬり残しを作りなさいって言ったでしょ!」
 
「はい先生(´;ω;`)ウゥゥ 作ったんですよ、もちろんぬり残し。でになんだかすぐに無くなっちゃって…」
 
「それは水のつけすぎ! あれだけ、ティッシュで拭きとってからって言ったでしょ!」
 
「えっΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン? あれって墨でラインを描く筆の時だけじゃないんですか?」
 
「ちがうわよ! だからあなたはヒトの話を聞かないって言ったのよ!」
 
と怒りつつも先生、どうにか「みっともなくないものにしよう」と私の絵手紙に、手を加えていきます。さらに、
 
「あなたね…(*´Д`) この緑色だけは、
 
一生使わないで
 
ちょうだいい! いい? というか、なんでよりによってこの緑色を使おうと思ったのよ、あなた!?」
 
「えっ(;'∀') それはそのう…。とても綺麗な緑色だったので」
 
「いい? これはね使ってはいけない緑なの! そりゃ~使う人もいるわよ、いわゆる大家と呼ばれる先生がね。たとえば横山大観とかね、使うならそれくらいエラクなってから使うんならいいのよ! いい? この緑色は自然界に存在しない緑色なの! だから絶対に使っちゃダメなの!」
 
そもそもなぜ使っちゃいけない色が、パレットの中にあるのよ~てな反論はもちろん許されず、とにかく使っちゃいけない色だということはよ~くわかりました(;^_^A
 
ようやく「ま、これでどうにかこうにか見られるようになったわ」という先生のお許しが出て、いよいよハンコを押す段階に!
 
「そうね、ここ! ここに押しなさい! …Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン!!! あなたね、なんて押し方してるのよ!」
 
「へっ(・・? だって絵に添わせるように押すんじゃ…」
 
「それは場所のこと! いい? 文字がこっちからこう! だったらハンコもこっちからこう、の向きに押すのが普通でしょうよ( `ー´)ノ」
 
と、とにかく怒られつづけてできた絵手紙がこちら↓
 

 
ままま、怒られるよね~( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
 
なかなか面白い体験でした~♪
いえね、わかるんですよぉ~。シナリオにも、形式があります。「そんなの関係ないねっ、オレはオレの自由に書かせてもらうぜ~」と突っ張ったところで、結局のところ、先人が作り上げてきた形式に乗っかる方がラクというか…。書き方に頭を使うよりは、描き方の方に苦心した方が、うまくいく!
それはホント、身に染みてよ~くわかってはいるんですけどね(;^_^A
 
道具を片付けながら、隣の席の方に「私、ここにはマンホールカードをもらいにきたんですよ~、ホントは」というと、「マンホールカードって(・・?」と不思議そうな顔をされていたので、かくかくしかじかとご説明してさしあげましたの(〃艸〃)ムフッ
 
「絵手紙の図柄だし、この一階下の階でただでくれますので、もらっていかれたらどうですか(*´▽`*)?」
 
「えっ、でもそれって、狛江市内の人しかもらえないんじゃないの?」
 
「いやいやいや、私なんてスカイツリーの近くから来ましたよ(;^_^A」
 
「えっ、マジΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン? それをもらいのわざわここへ!?」
 
てなやり取りがあり、せっかくだからご一緒に~てな感じで一階下の事務所へ案内してさしあげました。
 
「絵手紙教室のことは、どうして(・・?」
 
と聞かれたので、
 
「え~と一階の看板に書かれていたので、それで。この教室ってツキイチくらいでやっているんですかね?」
 
「そうなのよ。私なんて前回来た時、
 
満席で
入れなかった
 
のよ。きょうみたいに空いているのは、逆に珍しいのよ。
前回入れなくてすごく悔しかったから、私今日、1時間も前に来て並んだんだから」
 
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン!!!
 
…そりゃ~マンホールカードのついでに立ち寄りましたてな不届き者は、怒られるはずだわ!
 
時刻は12時半!
真面目そうなその女性と駅で別れ、新宿へ戻り、改札前のお茶漬け屋さんでサラサラっとランチ!
 
 
 
 
駅からバスに乗って、
 
 
帰ってきました。
 
この時点で、
 
 

 

8356歩。

 

ダンナの迎えにも間に合ったし、風景印&マンホールカードをげっとできたし、目からウロコの絵手紙の形式が分かって楽しかったし(いや、マジで顔彩、買おうかしらん( ̄ー ̄)ニヤリ)で、満足満足~♪

 

その後、迎えにいったダンナとショッピングセンターをうろついて、

 

 

 
 
10252歩でフィニ~ッシュ!
 
あ~楽しかった( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
 
つづきましては、
 
いただきギフト写真館
 
のコーナーでっす!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

テーマは、

 

愉快だな~♪

 

でっす!

 

さささ、きょうも楽しく過ごしましょう~♪