現在発売中の雑誌「安心」5月号で、両腕のない日本画家、南正文さんにインタビューしました。誌面では、9ページに渡って、南さんの半生をつづった特集記事「両腕のない画家が描く『復活の桜』」を展開しています。
小学校3年生のときに、父親が営む木工工場で、機械のベルトに両腕を巻き込まれて両腕を失った南さん。絶望と無力感と悲観に包まれていた14歳のときに、京都の尼僧・大石順教に弟子入り。以来、口で筆をくわえながら絵を描き続けてきました。
誌面では、事故当時から還暦に至ろうかという今日まで、南さんが歩んできた波瀾万丈の半生に迫っています。
南さんの生き様に触れたとき、私はどれだけ自分が今ある「命」や「肉体」「環境」「家族」「周囲の人たち」への感謝を怠って生きているかを思い知らされました。
と同時に、両肩でハンドルを押さえて自転車に乗る。足の指先で器用にハサミを操る。筆を口にくわえて絵を描く。そんな南さんの一挙一動を見ながら、「人間に不可能なことはなにもない!」と勇気をもらいました。
南さんが味わってきた苦悩を思うと胸が押しつぶされそうになります。でも南さん自身は大変前向きで、取材中も、茶目っ気たっぷりに笑顔をふりまいていました。それは挫折のどん底から這い上がった人間にしか作れない笑顔だという気がしました。
自分には何かが足りない。虚しい。寂しい。恵まれていない。不幸だ。不運だ。死にたい。そんな気持ちを抱えているすべての人たちに読んでもらいたい特集です。書店でみかけましたらぜひ手におとりください。
アマゾンでも購入できます。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B003BW208E/
南さんはブログも書かれています。
http://ameblo.jp/minami-masanori/
南さんに密着したドキュメンタリー映画の予告です(現在撮影中/入江富美子監督作品)。
小学校3年生のときに、父親が営む木工工場で、機械のベルトに両腕を巻き込まれて両腕を失った南さん。絶望と無力感と悲観に包まれていた14歳のときに、京都の尼僧・大石順教に弟子入り。以来、口で筆をくわえながら絵を描き続けてきました。
誌面では、事故当時から還暦に至ろうかという今日まで、南さんが歩んできた波瀾万丈の半生に迫っています。
南さんの生き様に触れたとき、私はどれだけ自分が今ある「命」や「肉体」「環境」「家族」「周囲の人たち」への感謝を怠って生きているかを思い知らされました。
と同時に、両肩でハンドルを押さえて自転車に乗る。足の指先で器用にハサミを操る。筆を口にくわえて絵を描く。そんな南さんの一挙一動を見ながら、「人間に不可能なことはなにもない!」と勇気をもらいました。
南さんが味わってきた苦悩を思うと胸が押しつぶされそうになります。でも南さん自身は大変前向きで、取材中も、茶目っ気たっぷりに笑顔をふりまいていました。それは挫折のどん底から這い上がった人間にしか作れない笑顔だという気がしました。
自分には何かが足りない。虚しい。寂しい。恵まれていない。不幸だ。不運だ。死にたい。そんな気持ちを抱えているすべての人たちに読んでもらいたい特集です。書店でみかけましたらぜひ手におとりください。
アマゾンでも購入できます。
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南さんはブログも書かれています。
http://ameblo.jp/minami-masanori/
南さんに密着したドキュメンタリー映画の予告です(現在撮影中/入江富美子監督作品)。