こんばんは。
今日は、
私のよく知る
モンスターのお話です。
“ひらく”を伝える。
心屋塾認定講師で
卒病カウンセラーのうさこ、こと、古庄由佳です。
昨日、卒病カウンセリングの
ご案内をしましたら
どどどっと40名以上の方に
メルマガ登録をいただきました。
たくさんの方に興味を持っていただき
うれしく思います。
こんなふうに応援してくださる方もいて
びっくり！！
ジェニーさん♡
和ちゃんのブログはこちら。
うれしいなーーー
ありがとうございます。
卒病カウンセリング、
ただいまメニューを整えておりますので
メルマガでの募集開始まで
もう少しお待ちくださいね。
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＊＊＊
さて。
３１１ですね。
この記事にも書いたけど
東日本大震災が
たくさんの人の人生を変えている。
あの震災が人々の心に与えた影響は
本当に本当に大きかったんだなあと
思わずにはいられません。
あの震災をきっかけに
たくさんの人が
「自分の道へ戻された」
のではないかと思う。
３１１なので
今日は私の道について
今感じていることを
書いておきたい。
＊＊＊
これまでも
何度もブログに書いているけど
私が生まれ育った家は
なんかもうめちゃくちゃだった。
いや。普段は
まあ普通の家庭だったと思うのだけど
数ヶ月に一度くらい
父が暴走して
家族を傷つけるのだ。
暴走した父のことは
誰にも止められない。
傷ついていく母、
めちゃくちゃになっていく部屋、
近所中に響いているであろう
父の怒鳴り声と家族の泣き叫ぶ声。
殺されると
思ったこともあるくらいだ。
でもね。
怒鳴り声をあげながら
母を傷つける父を見ながら、
ああ。父は
母のことが好きで好きで
しょうがないのだろうなあ
と思っていた。
母に愛されたくて愛されたくて
しょうがないのだろうなあと
思っていた。
小さな子供だった私にも
なんとなくそれはわかった。
母は父のことを
いつも大切にしていた。
父の言いつけを守り、
家族の中で父が孤立しないように
いつも気にかけていた。
だけど、母が
父のことを大切に思うからこそ
していた行動が
父には反対の意味になって伝わる。
そうして
「俺のことをバカにしているのか？？」
と、
モンスターになっていくのだ。
＊＊＊＊
心のことを勉強して、
自分のことを
「どうせ愛されていない人間」と
信じていると
どんなことが起きても
愛されていない証拠と
受け取ってしまうのだと学んだ。
だから、
「どうせ愛されている」に
セルフイメージをひっくり返そう、と。
＊＊＊
父は、
自分のことを
どうせ愛されない人間だと
信じていたのだろうな。
確かにそう考えてみると
納得がいく。
だから、母のどんな愛情表現も
「愛されてない証拠」と
受け取ってしまっていたのだろう。
本当は愛されたくて愛されたくて
仕方がないのに、
どうしたって
何をしてもらったって
愛を受け取ることができない。
子供の頃、
そんなモンスターを見ながら、
とても悲しかった。
自分の無力さが
悔しかった。
私は、
母のことも助けたかったけど、
本当は
父のことを助けたかったのだと思う。
＊＊＊
父の人生は
怒りに満ちていたようだ。
若い頃から
怒りが父を蝕んでいた。
若い頃から
病気をしていた。
子供心に
父の精神は
服用している薬に振り回されているのでは
ないだろうかとも思っていた。
＊＊＊
私が今、
「自分との仲直り」を
テーマにしているのは、
父のような人を、
そして
父に似ている私のような人を
ひとりでも減らしたいから、
なんだろうなと
思う。
父は
「どうせ愛されていない」と
信じていたようだけど、
明らかに
父はまわりの人に愛されていた。
母にも愛されていたし、
親密にしていた友人もいた。
それなのに
なぜ自分が愛されていることを
受け取れなかったのかといえば、
おそらく
父が
「自分を愛する」ということを
知らなかったから。
ではないかと思う。
自分を愛することができなかったから
愛されていることが
わからなかったのだ。
「自分を愛する」
この土台がないと
現実が逆さまに見える。
ちょうど
何もかもを逆さまに写してしまう
鏡のように。
愛が愛として表現できなくて
誰かを傷つけてしまったり。
愛を愛として受け取れなくて
ひどく傷ついてしまったり。
「自分を愛する」
だから、人からの愛を受け取れるし、
自分を愛するように人を愛することもできる。
＊＊＊＊
父はずっと病気と戦う人生だった。
父はずっと病気に怒っていたし、
まわりの人に怒っていた。
＊＊＊＊
私は、父によく似ている。
病気とも戦ってきたし、
まわりの人のもよく怒っていた。
愛しているのに
愛されているのに
自分からぶち壊してしまう。
父の中にいたモンスターは
私の中にもいる。
きっと
長い間、私も
現実が逆さまに見えていたのだ。
そんな人生が
本当に本当に苦しくなって
誰かなんとかしてくれ！と思って
2011年、
心の勉強ができるところを
求めて探した。
＊＊＊
「自分を愛する」
どうもそれがいいらしいと
どこかで聞いて知ってはいたのだけど、
そのやり方が
さっぱりとわからなかった。
心屋に出会って
これか、と思った。
ああ、これは
「自分との仲直り」だな。
と。
今の私は、
昔よりもずいぶんと
現実が逆さまに見えなくなった。
「愛されてるなあ」と
「大好きだなあ」と
愛を愛のまま受け取ることができて
愛を愛のまま届けることができる時が
多くなった。
それが
生きていて
何よりもうれしい。
＊＊＊
「病気と仲直りする」
病気は
その人に
何かを教えてくれている。
その多くは、
その人が
自分を愛するために
必要なことを
教えてくれている気がする。
だから
病気というきっかけも
活用したいと思ったのだ。
さあ。
逆さまになった鏡を
元に戻そう。
photo by さをりん
おわり
３１１の日に
私の命を使ってやっていきたい
と今思っていることを
書いてみたよ。
その前に
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