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Natural★Flow 

福岡県北九州市在住フリーライターのブログ。

いろいろな人や情報と出会って感じたこと、伝えたいことを綴ります。

自分のココロに忠実に、書きたいことをありのままに…。

このブログは、その月に一番感動したこと、心に残ったこと、
伝えたいことを書くことにしている。
ライター業とは、人の意向に沿った文章を書くことが仕事。
常に黒子に徹しているので、個人ブログくらいは、
自分の書きたいように書こうと思っている。

4月は公私ともにいろんなことがあって、出会いや感動も多かった。
その中でも、今月の一番は、ホスピスへ取材に行ったこと。
ちょうど、桜の花が散り始めた頃だった。
2週間ほど前のことなのに、随分時間が経ったように感じるのは、
今では木々が新緑に姿を変えているからだろうクローバー

「ホスピスに入院中の理事に、インタビューをしてもらえませんか?」
現在、起業物語の小冊子制作を依頼されているANGから、4月半ばに
メールが入った。
ANG(エンジェル・ネットワーク・グループ)とは、
2008年に創立された起業家支援団体である。
起業物語制作にあたって取材を予定していたのは、代表理事、事務局、
成功事例者の方たちだった。

これは、よっぽどのことだろう…。
ホスピスに入院中の方の想いを聴く――。
伝える者として、とても身の引き締まる思いがした。

その翌週、聖ヨハネ病院(北九州市小倉北区下到津)を訪ね、
2回に渡って病床で政枝理事のお話を伺った。
聖ヨハネ病院に行くのは2年ぶり。
「福祉ジャーナル」の仕事で、セラピー犬のドナルドくんを
取材したことがあるしっぽフリフリ
当時の記事が、今も院内に掲示されており、とてもうれしかった。

今回の取材は、「ANGの起業物語を制作するためのヒアリング」という
名目だが、「夢や希望を語ることで、政枝理事に元気になってほしい…」
という願いが込められていた。

政枝理事は、「少しでもANGのお役に立てるなら」と、
苦しい状態でありながら、快く取材に応じてくださった。
お互いが相手のためを思う気持ちが、びんびん伝わってきて、
この時間を一分たりとも無駄に使ってはいけないと思った。

ANG創業者・ダイワライフの大城社長との出会い、ご自身の経験、
起業家に伝えたいこと、将来の夢など、真摯な想いを淡々と語って
くださった。

銀行員を経て、建設会社へ入社し、実績を伸ばして社長になるが、
バブル崩壊の影響で倒産。
その後、法律の面から社会的弱者を守るために、50代で行政書士の
資格を取得。
「起業家を支援したい」という大城社長の純粋な志に共感し、
自分が盾となって守り、脇役に徹して支えていこうと決めた政枝理事。

ANG創業に欠かすことのできない人物だ。
実直なお人柄で、飾り気のない一言ひとことが胸に響いた。

「経営で一番大切なことは、何だと思われますか?」
という質問に対して、少し考えてから、きっぱりと答えられた。

「経営で一番大切なのは、人として当たり前のことです。
 物を大切にしたり、人を大切にしたり、嘘を言わないこと」

実体験からにじみ出た言葉だった。

社会貢献と人間の尊厳を大切にする世の中であり、
顧客満足を基盤とした経営によって経済が健全に循環すること。

政枝理事が描く理想の社会は、まさに私の切実な願いでもある。

看病していたお母さまと、帰り際に話をしたとき、思わずお互いに涙が出た汗

ANGの起業物語に先駆けて、急いで今回のインタビュー記事を
まとめた。
ご本人の語り口調で書きあげ、タイトルを付けた。
A4で4ページほどの原稿を、見出しを付けてA5版縦書きにレイアウト
すると、ちょっとした小冊子になった宝石緑

『政枝敏朗 もの語り ~ANG創業期を支えた名脇役~』
 ANG理事・政枝敏朗が語る、出会い・経験・夢――。

誰もが自分の人生の主役。
これからも、人知れずファインプレーをしている人の想いと行い、
そして感動を伝え続けたい。


【追記】

 本日(4月30日)ANG事務局より、政枝敏朗さん永眠の連絡がありました。 
 享年60歳。天に召されたのは、昨日だったそうです。
 
 どうしても、昨日書かなければ…と思ってこのブログを書きました。
 
 心よりご冥福をお祈り致します。
 先に逝かれた奥様と、お幸せに。
 
 遺志はしっかりと繋いでいきます。
 
先月遊びに行った「開運フェスタ」で、リーディングアートを受けた。
「絵を描いてもらうのって、おもしろそうだな」と思って、軽い気持ちで
お願いした音譜
結果、予想以上の深さにびっくり!
というか、私が単にリーディングアートのことを知らなかっただけ…。

リーディングアートとは、ハイヤーセルフ(高次の自分)の姿を通して
必要なメッセージを届けてくれるアートセッション。
詳しいことは、ナオミンゴさんのHP【melt】に載っている。

娘たちも興味津々で、ナオミンゴさんが描く絵にくぎ付けになった目
青い絵の具を使い始め、
「やっぱり、青系ね」と思いながら描かれる姿を見ていた。
そして、翼が!おー、天使じゃん。
エンジェルっていう甘い感じではなく、
「私は天の使いです」っていう凛とした姿。

予想通り、背景は淡い黄緑色。
これは私の頭上から出ている光の色だと、
スピリチュアルカウンセラーのAngelaさんに言われたことがある。
そして、出来あがったのがコレ。


$Natural★Flow -リーディングアート


「ママ、男やん」
やっぱり、男かぁー!そうだろうなぁ。
あ、でもよく見ると女性にも見える。

揺るぎない意思を持ち、使命を全うする人なのだそうだ。
「かっこいいハンサムな天使が目の前に現われて、びっくりしました~」
とリーディングをしたナオミンゴさんに言われた。
メッセージの最後には「とても愛していると言っています」とドキドキ

本当に、どんだけ…。
どんだけ背中を押してもらっているのだろう。
いつも、いつも、伝えられるのは力強いメッセージ。
創造し、育み、伝える使命があるということ。

自ら探し求めてカウンセリングや占いを受けたことは、一度もない。
時間とお金がもったいないと思っていたから。
ところが、3年ほど前から急に出会うようになった。
親友の紹介で、たまたまランチ会で隣になって、知人繋がりで…。
メッセージを聞くことが必然のように。

私のハイヤーセルフは、娘によって「スノール・ミカエル」宝石ブルー
と名付けられた。

たまたま整理していた書類の中に、スノールが書いたとしか思えない
文章を見つけて驚いた。
まぎれもなく、自分で書いたのだが…。
去年の5月、こんなものを書いたことなんてすっかり忘れていたあせる

――やっぱり、この水色の天使は私の中にいるんだ。


「ありのままに」

わたしは、いつもありのままの言葉を綴りたい。
目の当たりにした情景を、起こった出来事を、感じたままを、そのままに。

誇張もせず、謙遜もせず。
嘘をつかず、正直に。

そんな文章は、読む人にとって退屈かもしれない。
けれど、それでも人を惹きつけられる表現力を身につけたい。

深い共感があり、気づきがあり、愛、真実が伝わる文章に出会ったとき、
わたし自身が感動する。うれしくなる。

すべての人から認められなくてもいい。
一緒に楽しくお酒が飲める人が、一人でも増えれば幸せだ。

何かをカタチにすれば、不本意な批判を受けることもあるだろう。
クリエーターとして作品を世に出すとは、そういうことだ。
講師として人に教える立場に立つというのは、そういうことだ。

批判というのは、所詮根っこがない。
人は人、自分は自分。
自分自身が信じたいものを信じればよい。

出る杭は打たれるが、出すぎた杭は引き抜かれる。
引き抜かれるまで伸び続ければよい。

天に近づき続ける。
地に足を付けながら。
この詩を読んだとき、繋がりを感じた。
最近書いた記事とテーマが重なった。

mixiでマイミクのAngelaさんから教えてもらった詩。
何人もリレーをして、私がバトンを受けた…気がした。

ブログ掲載のOKをいただいたので、全文そのままを紹介します。
(注:長いです!)



『天使の着ぐるみ』

             作:そっぺ

 ぼくの名前はトモ

 ぼくね、生まれてから一度も歩いたことないんだ
 一人で立ったこともないよ

 ぼくの足は立ったり歩いたりできないんだ
 手もね、お箸やスプーンを持ったりできないんだよ

 だからさ、ごはんを食べるときは
 お母さんとかまわりの人に食べさせてもらうんだ

 えんぴつも握れないから絵や字を書いたこともないし
 話すことも歌うこともできない

 一日の生活の中で自分一人でできることはなにもないんだ

 お母さんは
 トモくん、ごめんね。元気な体で産んであげられなくてごめんね。
 って、涙を流すんだけど

 ぼくね、自分で決めてきたんだよ

 お母さんのお腹に入る前に自分でこの体を選んできたんだ


 どうやって決めてきたのか知りたい?


 あのさ、覚えてる人もいるかもしれないけど

 ぼくらはみんな、生まれてくる前に
 魂の着ぐるみを選ぶんだよ

 デパートの洋服売り場を思い浮かべるとわかりやすいかな

 そういういろんな着ぐるみが並べてある部屋に行ってさ
 今度の人生はどんな着ぐるみを着て生きてみようかなって選ぶんだ

 部屋にはたくさんの魂たちが服を選びに来ててさ

 あたし、次、これ着てみる!
 とか、

 ボクは色は同じだけどサイズの違う服にしてみるよ
 とか、それはそれはにぎやかなもんさ

 ぼくは白い服も、黒い服も、茶色い服も、黄色の服も着たことあって
 大きいのも小さいのも、毛むくじゃらの服もすべすべの服も…

 部屋に並べてあるたいていの服は着たことあったから
 服を整理してる天使さんを見つけてきいてみたんだ


 あの~、ぼく、ここにある服全部着たことあるんだけど、
 他にないんですか?


 そしたらさ、その店員さんみたいな天使さんが
 しばらくの間ぼくをじーっと見つめてこう言ったんだ


 あ~、あなた。お待ちしてましたよ
 再び人生を始める準備ができたのですね
 どうぞこちらへ


 天使さんは店員さんの控え室みたいな部屋の扉を開けて
 ぼくに手招きをしたんだ

 部屋の中はきれいな音楽といい香りが漂っててさ
 あまりの美しさに思わず入り口で立ちすくんでいたら
 天使さんがソファーに座るようにと優しくうながしてくれたんだ

 ぼくが虹色のソファーに腰掛けると
 目の前の壁が透明なスクリーンになって
 そこにぼくの今までの人生が映し出されたんだ

 何億年という長い年月をかけて何度も何度も繰り返された
 ぼくの人生がそこには映っていたんだ


 ここらへん、同じような人生ばかり繰り返してますね


 ぼくがスクリーンを見つめながら言うと


 ええ、この時期はあなたはまだ若かったですからね
 学ぶことがたくさんあったのに
 あなたは人生で起こる出来事から何も学ぼうとしなかった
 だから何度も同じような人生を繰り返したんですよ


 そうなんですか
 でも人生やってる時は前の人生を忘れてますから
 同じことを繰り返してたなんて知りませんでしたよ


 そうでしょう
 それが人間の特徴です
 確実に学びを得るために、そして今の人生に集中するために
 前の人生を忘れるようにプログラムされているんですよ


 なるほど…
 うわ~、ここらへんは
 酷い事をしたり、されたり、を繰り返してますね


 はい、この時期は主に人の痛みや辛さ、哀しみを感じる心を
 育てることがテーマでしたからね。


 こんな恐ろしいことを平気でするなんて
 なんて酷い人間なんだ、これホントにぼくなんですか?
 それにこんな残酷なことをされてる自分を見るのは心が痛みます。
 信じたくないな。


 信じたくないでしょうが、過去のあなたがこれらを経験したおかげで
 以後のあなたは二度とこんな経験をしない人生が送れたんですよ。


 そうだったんですね…
 世の中の悲惨な事件や事故、災害などに心が傷むのは
 自分が経験したことを追体験してるのと同じなんですね


 そうですよ
 世の中で起きることは全てあなたの中にある部分が表現されているのです
 学び忘れていたことを他の人がかわりに体験してくれているのです
 あなたが再び同じ体験をしなくても思い出せるように
 みんなで協力しあって学び合えるように人間の世界は作られているのです


 そうですか
 だんだんわかってきました


 ですから世の中の出来事に関心を持つことがとても重要なのですよ
 無関心でいると大切なメッセージを逃してしまって
 そこから学ぶことができなくなりますからね


 なるほど、初期のぼくは出来事に無関心だったために
 何度も同じような人生を繰り返していたんですね…


 ぼくは天使さんに質問したり解説してもらったりしながら
 人生をつぎつぎに見ていったんだ


 ここらへんはもう最近の人生ですね
 なんだかぼく、忙しそうに動き回ってますね


 ええ、この時期は還元の時代です
 あなたはこれまでたくさんのことを経験してきましたからね
 自分が得たことを世の中に還元することに
 喜びを感じる魂に成長したんですよ


 困っている人を助けたり、
 動物や自然を守る活動に時間を費やしていますね


 人を笑わせたり喜ばせたり癒したり、
 主に人の心に接する仕事をしているでしょう
 周りから見ると自分を捨てて他人のために働いてるように見えますが
 そうではなくて、あなたは自分の行いが他の人の魂に触れることに
 喜びを感じ、そこから更に高い学びを得ているのです


 確かに
 この人生が終わった時、
 ぼくの魂は感謝の気持ちでいっぱいになっていました


 あなたはこれまでの人生を通して確実に成長しましたね
 おめでとうございます


 天使さんにおめでとうって言われてぼくは嬉しかったんだけど
 同時に、天使さんがまだぼくの最初の質問に答えてないことを
 思い出したんだ


 あの~、それで、ぼく、次に着る着ぐるみを探しに来たんですけど…


 わかっていますよ、着ぐるみですね
 あなたの着ぐるみはこの扉の奥にあります


 そう言うと天使さんは入って来たドアとは反対側にある
 金色の扉を指差したんだ


 この扉の奥にはあなたのように
 高い成長を遂げた魂専用の着ぐるみが用意されています


 なんだ、やっぱり他の着ぐるみもあったんですね
 よかった~、それを早く言ってくださいよ~


 そう笑いながら扉の方へ近づくと
 天使さんは落ち着いた表情で言ったんだ


 あなたはこの扉を開ける準備が整った魂です
 それをよく認識して開けてください


 わかってますってば~
 どんな着ぐるみが用意されてるのかな~~~ルンルルン


 勢いよく扉を開けて中をのぞいたぼくは言葉を失ったんだ


 こ、これは…


 「天使の着ぐるみ」です


 て、天使って…
 だって、これ…


 人間の医学界では普通でないとされている
 いわゆる障害のある着ぐるみです


 これを…ぼくが…着るんですか…?


 これを着られるのはごく限られた魂だけです
 普通の魂ではとうてい着こなせませんから
 人間の医学界で普通ではないと言われるのも
 皮肉ですがある意味、的を得た表現です


 でも…
 これを着て一体何をしろって言うんですか…?


 何もしないのです


 何もしないって…
 じゃあ、何のために人生を送るんですか…?


 何もしないことによって
 全てのことを行うのです


 何もしないで全てをやる…?


 言いたいことを口で言うのは簡単です。
 やりたいことを体を使ってやるのは簡単です。
 しかし「天使の着ぐるみ」は
 それらの手段を使わずに
 存在のみ。
 あなたがそこに存在していること、それのみで
 人類に大切なことを伝えるための着ぐるみなのです


 そんな難しいこと、ぼくにできるかな…


 できます
 あなたはそれをする段階まで成長した魂なのですから
 最も、「天使の着ぐるみ」を選ぶかどうかは
 あなた次第ですけれど…


 ん…
 …
 …


 うん!ぼく、やります
 「天使の着ぐるみ」を着て人生やってきます!


 そう言うと確信していました
 ありがとう


 でも…お母さんは誰にしよう
 きっとぼくが産まれることによって
 お母さんはたくさん苦労すると思うんですけど


 大丈夫
 あなたのお母さんになる人は
 この人生であなたを育てることによって
 最大限に成長することになっている魂なのですから
 お母さんだけではなく、お父さんも兄弟も周りの人達も、
 あなたに関わる全ての魂は
 あなたに触れることで最大限の成長ができるのです


 うん、ぼく勇気が湧いてきました
 ぼく、この課題きっとやりこなしてきます


 いってらっしゃい


 いってきます


 ぼくは「天使の着ぐるみ」を受け取ると
 天使さんにあいさつをして
 ぼくを産んでくれるお母さんをさがしにでかけたんだ

 しばらく空を飛んでたらさ
 誰かがピンク色の光をぼくに向かって放ってきたんだ
 なんだろう、と思って近づいてみたら
 ぼくの知ってる魂だったんだ


 ぼく、ぼくを産んでくれるお母さんを探してるんだけど
 もしかしてぼくのお母さんになってくれる人なの?

 ってその魂にきいてみたんだ

 そしたらその魂は

 そうよ、わたしはあなたのお母さんになるために
 少し早めに人生を始めたのよ
 次は親子になろうねって約束してたじゃない

 って言うんだ

 そっか、そういう約束してたっけ

 ぼくは嬉しくなって泳ぐようにしてお母さんのお腹の中に入ったんだ


 人生やってるお母さんはそんなことすっかり忘れちゃってて
 トモくん、ごめんね
 って泣くんだけど
 ぼくたち、約束しあって生まれてきたんだよね

 「天使の着ぐるみ」を着て人生やるのってホント、難しいんだけど
 その分、すごくやりがいがあるんだよ


 ぼく、この着ぐるみ大好き!

 ありがとう

 ◆◇◆◇◆◇

このお話が小冊子として、発行される事になったそうです。