月夜美さんに御所ケ谷行きを説得しようと試みた。
メッセージを受け取った者が、感じるワクワク感と、
伝える役目を背負ったプレッシャー。
これって絶対なんだけど、どう説明したらいいんだろう。
受け入れてもらえるだろうか…。
その戸惑いと強い使命感は、よく理解できる。
私が何度も経験したから

事前に情報を得て(3次元&高次元から)提案し、
人に伝えて、動くきっかけをつくる。
そして、その経緯をレポートするのが、私の役目。
おー!今回は、佳世ちゃんがやってくれた~と思ったら、
不思議なことに(きっと必然)メールエラーが出て、
結果的には2人がかりで月夜美さんを説得するような形になった。
こんなふうに来たら、もう抵抗できないよね。
以下、月夜美さんからの返事。
【私← 月夜美さん】
今、おかしいことが起こりました。
佳世ちゃんに集合時間に関するメールを昨日送っていたのですが、
返事がなく、寝込んでいるんではないか?と心配になり電話をしたら、
パソコンで説得メールを私に送ったが拒否されて、
神田さんに転送を頼んでいたとのことで、大笑い。
水のあるところにいかないかん!!!と説得受けました。
パソコンで読んでもおそらく拒否するであろう私を見通しての
神の策略であったろうと思います(笑)
佳世ちゃんもふむふむ・・・。
気がふれそうなまとまり方でした。
15日楽しみにしております。
いろいろとまとめて頂きありがとうございます。
あ~、よかった。
これで、きっと次の扉が開く

ホッとしていたら、その日の夕方、
月夜美さんから電話があった。
「メール見たよ~」と言ったら、
彼女が伝えたかったのは、そのことじゃなかった。
「月夜美龍を辞めます。元の名前に戻ります」と涙声。
えー

月夜美さんの名前、もう使わないんだ…。
あー。あぁぁー!!
本当に「龍」を解放するんだ~

今までがんばってきた月夜美龍さんを解き放つんだ。
今回のミッション、そういうことだったのかー、と鳥肌が立った。
この結論に至った想いを聞いた。
9年前、離婚を機に、どうした幸せになれるのか?
探求を始めた美保子さん。
易学や気学、手相学などいろいろな学問を夢中で学んだ。
会社員として働きながら、占い師をするようになり、
月夜美龍という鑑定ネームを名乗るようになった。
悩んでいる人の相談に乗り、親身になって解決策を導いてきた。
鑑定の仕事がどんどん増え、会社員を辞めて、
鑑定士一本で、子ども3人と実母を養ってきた。
数年前から、次のステージに進む必要性を感じ、
意識的に仕事を広げ、どんどん外に出るようにしてきた美保子さん。
そんな流れの中、私たち3人は個人事業主の勉強会を通じて出会った。
順調に展開しているように見えたが、今年になって、
自分のあり方を問われるようなことが起こるようになった。
精神的にも身体的にも揺さぶりを受け、
しんどい時期を経験した。
3月、5月と「龍脈を繋ぐ冒険」をした後、
大きな抵抗が表れた。
光が注入されると、同時に闇も引き出される。
これは自然の法則であり、鉄則だ。
潜在意識から顕在化した闇を見て、
自分の中に存在していたことを素直に認められたら、
本当の意味で手放すことができる。
他人という鏡を使って、ありのままの自分を映す。
人や環境のせいにせず、すべて自分が源となって
創造した現実だと認める。
ここが一番辛い

もっとも見たくない醜いものが映し出されるから。
体調不良、嘔吐、発熱など、身体で出していく人も多い。
手っ取り早いのは、泣いて涙で浄化する方法。
どんなやり方でも、ハートのど真ん中で受け止めて、
腑に落とせたら、次の段階に進める。
私も、佳世ちゃんも、美保子さんも、
他の友人たちも、みんな通ってきた道。
何回も、何回も、ステージが変わる度に通過する関門だ。
産みの苦しみ。
無痛分娩なんて、あり得ない。
それにしても、月夜美龍を辞めるというのは、
非常に大きな決意だ。
私たちも含めて、周囲の友人たちも
「月夜美さん」と呼ぶのが普通になっていた。
ところが最近、「美保子さん」と呼ぶ知人が現れたと言う。
周囲が月夜美さんと呼んでいるにも関わらず、
頑固にもその人は「美保子さん」と呼び続けた。
その響きはとても優しく、彼女のど真ん中にある
真実の己を呼び覚ますきっかけとなった。
11月9日、月夜美龍は生まれ持った名前に戻ることを
自身のブログで宣言した。
9年間の名前にさようなら
翌日、ブログを読んで、2人にメールを送った。
初めて、「美保子さん」と書いた。
【美保子さん&佳世ちゃん ← 私】
おはようございます。
美保子さん、ブログ見ましたよ!
15日は、今までがんばってきた“龍”を解放しましょうね。
夏過ぎから、自分も含め、家族や友人たちの間で、
大きな変化が起こっています。
スピリチュアルとは関係ないと思っている人も含めて。
本来、人間は魂の存在だから、
関係あるとか関係ないとかいう視点は間違っている。
使う言葉が違うだけ、なんですけどね。
変化というより、事件というくらい…。
とにかく、みんな大きな闇を見せられているんです。
そして本来の役目に向けて、急速に目覚めている感じです。
やっと、“龍を”解放する、と書けて、すっきりした。
今回のミッションは、「龍を解放する」こと。
直感ではわかっていたけれど、龍ってそういうことだったんだ。
半年以上前、不意に天から降ってきた明瞭なメッセージ。
「龍を連れて来い」
あ、月夜美さんのことだ、と思った。
そして、青龍窟に行くことが決まった後、神社で降ってきた言葉。
「月夜美さんの龍が、うまく解放されますように」
すべてが、今に繋がっている。