龍脈を繋ぐ冒険(8) 瀧の観音 | Natural★Flow 

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福岡県北九州市在住フリーライターのブログ。

いろいろな人や情報と出会って感じたこと、伝えたいことを綴ります。

自分のココロに忠実に、書きたいことをありのままに…。

さぁ、門司の瀧の観音寺に向けて出発!

「いや~、びっくりしたね!」
「すごい、すごい! 本当に龍がいたー」

なんだかすごい大冒険をしたような気分だったドキドキ

絶妙なタイミングで現れたおじさん。
私たちの動きがもう少し遅かったら、あの流れは中断されていた。
早かったら、今ごろホッとしてのんびりお昼を食べていた。
いずれにしても、事は成らなかったような気がする。

私が言いだし、月夜美さんが導き、佳世ちゃんが引っ張る。
それぞれの役割が決まっていて、見えないタイムキーパーもいるようだった。
それにしても、月夜美さんの頭を小突いたものは、何だったのだろう?
きっと「早く行けっ!」というメッセージだったんだろうな。

そんなことをワイワイ話し、盛り上がりながら門司に向かった。
車を走らせること45分。
「もうすぐ着く。スムーズに来れてよかった~」と思っていると、
月夜美さんが「頭が痛い」と言いだした。
今度は佳世ちゃんが「吐き気がしてきた…」と訴える。

えー、これからランチなのにー!?
私は腹ペコだが、「食べられないかも」という2人。
たぶん、この辺りの空気が重たいせいだろう。

音叉を鳴らしてみたが、あまり状況は変わらない。
たいていこの音で、一気に浄化されるのだが、
ハーモニーボールの低い響きのほうが、この地には合っているようだった。
ハーモニーボールを鳴らし続けると、だいぶ気分がよくなってきた。

音の力はすごい。
その場所に合う音があることを実感した。
ランチを美味しくいただいて、次のミッションへ。

瀧の観音寺は、戸ノ上山の3合目あたりに位置する。
古くは山伏の滝修業の場で、駐車場から300段以上の階段を
登ったところにお寺がある。

息を切らしながらひたすら階段を上がり、本堂の前に到着。
お参りをした後、龍脈を繋ぐ場所を探した。
滝の上のほうが気になったが、封鎖されて登ることができない。
高い場所からあちこち見渡しても、隅々までぐるぐる回っても、
ピンとくる場所がなかなか見つからなかった。

せっかくここまで来たのに、どこで何をしたらいいのかわからない…。
龍脈を繋ぐって、どうすんのよー。このままだと帰れないじゃん。
私が困っていると、月夜美さんが遠慮がちに言った。
「気持ちが悪いというか…、滞っている場所があるよ」

「えー!?どこ、どこ?」
月夜美さんが教えてくれた場所は、本堂のすぐ近く。
何か目印があるわけではなく、普通の平らな場所だった。
「ほら、ここ。立ってみて。気持ち悪いでしょう」と言われたが、
何も感じない私と佳世ちゃん。

誰か人が来たら、たちまち見つかる場所だったし、
「早くやらないと、またおじさんが来る(笑)
とにかく、ここでやってみよう!」
と腹を決め、福智山のときを思い出しながら磁場調整をやってみた。

2人にはやり方を説明していなかったので、ぶっつけ本番。
右手で空を切って動かし、上から天の気を自分の中に通す。
そして、地球の核に繋がり、下から地の気を引き上げる。
しっかり自分のハートの中心で天地を繋ぎ、光の柱を建てる。
3人で輪になり、私の言う通り真似してもらった。

傍から見たら、かなり怪しい3人組…。

1回目、やってはみたけれど、なんだかスカッとしない。
月夜美さんいわく、
「天のエネルギーはすぐ来たけれど、下の蓋を開けることはできなかった」
やっぱり、下が重いんだな。滞っているんだ。
ハーモニーボールを鳴らして、もう1回トライ!

「お、今度は抜けたビックリマーク」と思って目を開けると、
ざわざわ~っと風が吹き、空が明るくなった。
やった~アップ
ミッション終了。

「地の色がわーっと大きく広がって天と繋がり、光を感じた。
その少し後に、風が吹いたね」
と月夜美さんが教えてくれた。

その直後、なんとビックリマーク一人のおじさんが現れた。
おじさんの正体は、参拝客。
散歩がてら来たのだろうか。
またまた、間一髪だったあせる

向こうも人がいるとは思っていなかったのだろう。
「こんにちは」とあいさつをしたが、
ちょっと怪訝そうに一瞥された。

最後におみくじを引いてみた。
結果は…、大吉!

 天の御助けを受け、諸々の災い去りて喜びあり。
 心を正直に、行いを慎み、貧者を慈しみ、弱気を助け、
 信神怠りなければ、益々思うままになります。
 色に溺れ、酒に狂えば凶なり。


「酒に狂えば凶なり」を見て、みんなで大笑い。
私は、大酒飲みですから…、気をつけます、神様あせる

ともかく、無事終わった。
あ~、よかった。これで帰れる。
ホッとして階段を下り、駐車場に向かった。