どうも、適当エンジニアです。

 

今回は大衆思想型の経営者について語ってみたいと思います。

 

世の中のサラリーマンは、平社員として働き始め、

 

だんだん役職がつき、

 

主任→課長→部長→担当役員→役付役員→取締役

 

のように出世していく方が、特に日本では多くいます。

 

こういった企業の最大の欠点は、

 

優秀な人間を出世させているが、肩書が一つ上がるたびに、

 

業務の内容が大幅に変わってしまい、上に行くごとに

 

業務の考え方を一新する必要がある、という点にあります。

 

そういうやり方をしてしまっているから、

 

驚くべきことに、皆が知っている大企業の役員さんであっても、

 

経営的知識が不十分であることは珍しくありません。

なんと、サラリーマン畑で育ってきた役員の中には、

役員の仕事までもオンザジョブトレーニング(OJT)で

何とかなると思っている人間も多くいるのです。

したがって、経営者のやるべき仕事とは何か。

 

自分たちの経理がどのような仕事をしているのか、

 

まったく中身を分からないまま経営をしてしまう役員が少なくないのです。

 

そして、プレジデント誌や名経営者と呼ばれる大企業の経営者が書いた

 

大衆思想型の経営本にはまり、

思想上、とても大衆思想化された経営者が生まれるのです。

しかし、いかに社会的評判が名経営者であっても、

 

そもそも、本当に名経営者なのか、

 

大企業の収益力に支えられ、たまたま名経営者と呼ばれているのか、

 

これを判別するのは大変難しいことです。

さらに、そういった名経営者の理解可能な上辺だけをなぞって、

 

自分も名経営者になることは、それ以上に難しいことなのです。

プレジデント誌などの雑誌は、確かに面白いコンテンツですが、

 

バイブルとして読むよりも、

「大人版のジャンプ」として読むべきだ、と、私は思います。


アップルのジョブズをまねて、瞑想を取り入れたり、

 

稲盛さんをまねて、アクセサリーをつけたり、

 

プレジデントに乗っていたブランド物の時計を身に着けたり、

そういったことは、まったく”良い経営”とは関係ないものなのです。

経営者に最も必要な資質は、

そういった、「まやかし」に惑わされず、

自分の思想と大衆思想を切り離し、

複雑な経営事情を複雑なまま理解し、

おおきな問題点に適切に対処する、ということなのです。

自分の知識がかけていることを棚に上げ、

経理部門に、「分かるように説明しろ」

と、あほなことを言うような役員が、

どうして、一般社員の何倍も給料をもらう必要があるのか、

立ち止まって考えてみるべきだと、私は思います。