どうも、適当エンジニアです。
日本人は、「知識がすべてを解決する」という、
現実離れした思想を強くもっている人種だと私は思っています。
(もちろん、全員ではなく、大衆としての日本人が、です。)
政治などにおいては、「知識信仰」であり、「専門家信仰」であり、
企業経営においては、「コンサル信仰」が多く存在します。
しかし、知識だけで、生き残っていけるほど、
現実社会は楽ではありません。
高卒社長に東大卒のエリートサラリーマンが
完全に食われたり、
天才的な思考能力の持ち主が限界を感じて鬱になってしまうことなど、
ざらにあるのが現実世界なのです。
しかし、実際、日本人は、こういった知識信仰があるからこそ、
「マスクをつけましょう」、「外出を控えましょう」
と専門家が一言言うだけでいうことを聞く、よい側面もあります。
一方で、専門家が間違ったことを言ったときに、
いつまでも直せない民族性でもあります。
さらに、専門家に対して、事件が起きてから、
「プロなのに、それくらいのことを分かっていなかったのか」
と無茶な要求をする、変わった人種でもあります。
(東海村JCO臨界事件でも、私の周りでよく聞いた批判ワード)
物事には、こういった、あまりにも無茶な「信仰」が
現実の正しい判断を妨げている状況がよくあります。
その中には、取り返しがつかない状況に追い込まれていることだって、
多く存在しているのです。
専門家の中でも議論が終わっておらず、そういう学問においては、
科学的な内容にもかかわらず、
まるで「多数決で現実を決める」ようなばかばかしい論争に
なる場合も存在するのです。
アインシュタインは
「アインシュタインに反対する100人の著作者」
という特集を組まれたときに、
「私が間違っているなら、一人で十分だろ」
と突っ込みを入れた、とされています。
彼の理論が正しかったか、間違っていたのか、
これは、地球が存在している間に結論が出るかどうかは分かりませんが、
一つ言えることは、
アインシュタインの科学に対する議論の姿勢は、
まったく間違っていなかったと言えるでしょう。