どうも、適当エンジニアです。
今回は、「平和は贅沢だ」という話をしたいと思います。
私の周りの人たちは、「平和」というのが世界の前提、
と考えている人が多くいます。
しかしながら、かつて、大国と言われた国であっても、
平和な時代を享受できた期間はそれほど長くありません。
だから、平和が前提となった世界の人間は、
「平和は贅沢だ」という事実は、忘れてしまいます。
加えて言うなら、平和が実現されている国は、
現代の世界においても、決して多くはありません。
日本という国では、当たり前に世界各国から物が届きます。
しかし、世界各国から日本に物資が届くとき、ほとんどのものは、
船によって運ばれてきます。
つまり、海の治安が守られていなければ、平和はあり得ず、
この世界の海の平和を守っているのは、まぎれもなく、
世界各国が協調した海軍力によって守られているのです。
もし、物資を積んだ船が日本船籍であったとしても、
海賊たちは、
「憲法9条で戦力を放棄した国の船だから、
あの船に攻撃するのはやめておこう」
などとは、決して考えません。
実際に、2011年に商船三井のタンカーが、海賊の乗っ取りにあいました。
多くの日本人は、この際、”誰が対応したのか”を理解していないと思います。
この時、船から出された救難信号を受け取り、対応したのは、
日本の警察でも自衛隊でもなく、トルコ軍と米軍です。
この事件に示されている通り、日本は米軍基地で国土を守られている、
というだけにとどまらず、米軍の治安維持活動によって、
物流をサポートされている国なのです。
こういった、世界の物流の実情を知らないまま、
日本は憲法9条があるから恒久的に平和なのだ、
だから、守るべきだ、という平和思想は確かに美しいですが、
まったく現実とは乖離しています。
考え方によっては、日本の離れ小島とみなすことができる船に、
海賊は乗り込んできたわけですから。
我々が平和に海外から運び込まれた食べ物や道具を使って、
今後も楽しく平和に暮らす、という贅沢をし続けるためには、
「今後も平和だったらいいな」
と願うだけではなく、積極的に世界平和を実現していく姿勢は、
どうしても不可欠になる、と私は思います。