「自然治癒力」という項目が南山堂の医学事典から消えているというツイッター記事を見つけましたので早速調べてみました。
なんと1978年版ですら載っていません。
必要な項目が載っていないということは、載っている項目も信頼できるものばかりではないということになります。
最近のお客さんたちの中には怪我の場合、医学の進歩で治癒までの時間を短縮したり、完璧に痛みを消すことができると勘違いしている人がいます。
病気にしろ怪我にしろ、今そこにある“危機”を放置していたらどうなるかと 一先ず立ち止まって自分自身を観察する余裕が欲しいものです。
大半の答えはスマホを見れば載っていますが、多くの人々は最悪の場合の記述に目が行きがちです。
こんな時「自然治癒力」という考え方が心を穏やかにしてくれます。
勿論、重症の場合となれば話は別です。