ずいぶん長い間、交番や駅に凶悪犯の“WANTED”ポスター「おい、小池!」が貼られていましたが、最近見なくなりました。
ポスターに使われる写真は免許写真が転用されるようですが、免許証の写真映りに満足している国民はほとんどいないでしょう。
私も何回か書き換えを経験しましたが、写真映りの悪さの謎に気づいてから、納得できるのが1枚だけ撮れました。
とにかく撮影環境が悪すぎます。
何しろ相手は警察です。
落ち着きません、緊張しています。
係は大方、優しくありません。
いつシャッターが押されるのか、タイミングが曖昧です。
複数枚とって選ぶなんて夢のまた夢。
解決方法はただ一つ、プロのモデルのように、30秒間同じ明るい表情を維持するトレーニングをして臨むことです。
何しろ警察側は不細工で、凶悪なイメージの写真を撮ろうと手ぐすねを引いているのですから。
指名手配の写真がニッコリ微笑んでいては説得力に欠けるじゃありませんか。