土屋太鳳さんのデビュー作「果てぬ村のミナ」の舞台は現在は浜松市に属する水窪町なのですが、周辺の景観スポットを広く巻き込んでロケが行われました。
80年代始めに、ちょっとした歴史ブームがあり、アマチュア歴史研究者の著作が多く世に出ました。
当時の著者達はこの世を去り、読者たちの情熱はもはや残っていません。
その頃、古書店で見つけた「水窪」に関する興味深い本に関する話題です。
旧約聖書にあるアブラハム、イサクの逸話とそっくりな神事で有名な諏訪大社と古くから交流のある土地柄である「水窪(MISAKUBO)」には見ての通り「ISAKU」のサウンドが隠れています。
『日本語のルーツが分かった!』に拠ると、縄文時代にメソポタミアからこの地区に移民があり銅鉱山の仕事に従事していたというのです。
実際、鉱山は大阪万博の頃まで稼動していました。
昭和35年頃に地元の中学生が、記号とも文字とも分からないものが彫られている石(水窪石)を発見し、それが解読され、メソポタミアをルーツとする文明がこの地に到達したことが証明された、と話題になりました。
このエリアも御多聞に漏れず、過疎化が進み住みづらくなりましたが、自給自足の生活をしながら、鉱山跡などを探検し、言い伝えを証明する若者はいないものだろうか?
自分が若かったら・・・
コロナ騒ぎで人生観が変わった若い人達(都会を嫌い、自給自足を目指す10~20カップル)が定住したら面白い、と思うのです。
やっぱ、無理かな?
以下『日本語のルーツが分かった!』からの抜粋です。