果てぬ思い出。 | 土屋太鳳オフィシャルブログ「たおのSparkling day」Powered by Ameba

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こんばんは(^^)
東京では、お天気も気温も
おだやかに落ち着いてますが
住んでいらっしゃる地域は
どんなお天気でしたか?

九州地方の方々は
少しずつ前向きに
地震の影響に取り組まれてることと
思うんですけど、
受けた衝撃の強さに
気持ちが追いつかない方々も
多くいらっしゃると思います。
無理のないように…ということは
難しいとは思うんですけど、
心が張り詰めてるぶん
せめてストレッチなどで
体を緩めて
お大事にしてくださいm(_ _)m

今、私は
ドラマ「お迎えデス。」
そして
映画「青空エール」などの
撮影に参加してるんですけど、
私がこんなふうに演技の仕事を
続けて出来るようになる前、
2012年に生まれて初めて
主人公を演じたのが
映画「果てぬ村のミナ」でした。

その映画は
地域活性化プロジェクトの一環として
静岡県浜松市の
企業の方々が呼びかけて
作られた映画なんですけど、
浜松市天竜区にある
水窪町という神秘的な場所で
ロケが行われました。

はままつ映画祭でも
上映していただいて、
この時の舞台挨拶が
私の生まれて初めての
主演としての舞台挨拶でした。
とてもあたたかい会場だったことを
今でも覚えています。

水窪の方々にも
本当に故郷のように
仲良くしていただいて、
運動会も観に行ったなぁ…
一度、里帰りに行けたんだけど
そのあとなかなか行けなくて
すごく寂しく思っていました。

なのですが!!!
実は映画「青空エール」の撮影で
昨日まで私は
浜松市にお世話になっていたのです。
とはいえ「果てぬ村のミナ」で
お世話になった水窪には
残念ながら時間的に
行くことが出来なかったんですけど、
「果てぬ村のミナ」が生まれる
きっかけとなった
LiveHouse浜松窓枠さんに
伺うことが出来ました。
そして、驚きました…!
そこには
映画「果てぬ村のミナ」の世界が
広がっていて、
神菜を演じていた17歳の私に
会うことが出来たんです。
すっ…ごく嬉しかった!!!

静岡の名物でもあり、
神聖な大切な場所でもある茶畑でも
撮影をさせていただきました。










私が演じた神菜は
歳をとらない不思議な少女なので、
見かけは若いんだけど
実は・・・という
不思議でせつない物語。
歳を取らないから、
大切な人とずっと一緒にいることが
出来ないんです。
ものすごく難しい役だったけど
私自身の人生にも
大きな影響を与えてくれた
素敵な作品でした。

ちなみに、
神菜の姉妹役を演じて下さった
高田敏江さんとは、
連続テレビ小説「まれ」で
希ちゃんが働いた
マ・シェリ・シュ・シュの
常連さんとして、
もう一度ご一緒することが
出来ました(^^)

17歳の私。
むしろ今より大人っぽい。
なぜだ…笑









このロケでは、地元のお祭りも
再現していただきました。
写真を観ると、
その時の熱い気持ちと一緒に
「まれ」で再現していただいた
能登のお祭りも思い出します(^^)
本来のお祭りの日とは違う日に
再現していただくことは
地元の方々のご協力があって
初めて出来ることなので、
本当にありがたいです。









リアル17歳だった頃の
制服姿。
うーん…若いなぁ。
でも顔は若いんだけど、
やっぱり今より大人っぽい。
なぜだ…(^0^;)









LiveHouse窓枠さんには
写真だけでなく
絵など、たくさんの展示が(^^)









時が止まってるというよりも
神菜そのもののように
ゆっくりゆるやかに
時間が流れているような
優しくて懐かしい感覚を
味わうことが出来ました。
本当にありがとうございました…!

映画「果てぬ村のミナ」は
ファンタジーではありますが、
進路の問題や
過疎化による限界集落の問題など
現実的で重要なテーマが
描かれていて、
私の中では「まれ」を演じる時に
心の中の土台の一つになった
大切な作品でもあります。
ご恩返しはまだまだ出来てないけど
今回、ご挨拶に行けて
本当によかった(*^-^*)
ロケ地だった水窪にも
いつかまた必ず
里帰りしたいと思ってます(^^)

これからお天気は
雨になると聞いてるので
濡れて冷えたりしないよう
お気をつけてくださいね。
ごきげんよう(*^-^*)


*… tao …*