photo by my father
この中に母がいます。
著者 米田良三氏の文章は読みづらいことは確かなのですが、日を改めて読めば“なるほど”ということがよくあります。
一読者の分際で編集を引き受けたので、少しでも初心者が抵抗無く読むことが出来るように色々工夫した中に写真があります。
本題に若干でも関連のある写真があると、カットとして掲載したくなります。
1960年代の両親の旅行スナップも利用しています。10年前からは佐賀県三瀬村、宇佐小倉山、太宰府など、掲載を意識して撮っています。
著者の前半シリーズ(新泉社刊)を読んでいて“もう少し痒い所に手が届いたら”と思うことがありましたので、編集の際には無礼と知りつつコメント付の写真を散りばめました。
結果的に“遠の朝廷”のガイドブックの役割も果たしている、と自負しています。
ガイドブックを片手に太宰府巡りをしている若い女性を見かけることがありますが、彼女たちにはまず『続 法隆寺は移築された 建築史学入門』を手にしてほしいですね。
定説と比較するゆとりがあると更に良いですね。