「鯱光祭」を見に 旭丘高校へ 2019 その4 | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 

      学校説明会

 

 小顔で長身の生徒会長君が玄関ホールの掲示版の前で案内してくれました。

 

 この学校では受験希望者のための教師主導によるオフィシャルな説明会は一切無い代わり、学校祭の期間中、生徒により自主的に企画・運営されます。


 

 2年前は、普通の教室で開催され、参加者も少なかったのですが、今年は中3と思しき私服、制服の若い子の整理券を待つ長蛇の列が見られました。

 

 この“学校祭中に催される”というのがミソで、受験生は祭のムードの中で“大学受験に有利な学校云々”などという親の思惑はサラサラ念頭に無く、“来年、この祭りの輪に入りたい”の心境と思われます。

 

 これが「絶対に合格するぞ!」と言わせるモチベーションの正体であり、ブランド力(りょく)の源泉となるものです。

 

 

 

 これからは、世間で話題になる“東大に何人入った”とかが重視されなくて、特色があり充実した高校生活を送ったかどうかが評価される時代が来ると思います(→出身高校で評価)。

 

 ここで実質(浪人時代を含め)4年間を過ごし、ひとまず完結する人間形成の期間は高く評価され、実りある人生が期待されます。私が経営者なら(紐付き奨学金を約束の上)青田刈りに乗り出すかも知れません。

 

 ネットに書き込まれる話題として、入学後の勉強がありますが、たとえビリになっても、凄い奴や変わり者がゴロゴロいるので、彼らを観察するだけでも入学する価値はあると思います。