“米田史学”本の編集を引き受けて | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 

 

数字的にはベストセラーはなくても、質の高い熱烈なファンが支える米田史学がやっと注目され始めました。

 

初めの4冊を手掛けた東京の出版社が5冊目の出版を拒否したため、米田ファンの一人である私が編集を引き受け、10年を経た現在、氏の原稿の大半は単行本化されました。

 

著者の病との戦いと並行しての二人三脚でした。

 

当初は垢ぬけしない造作やミスプリントがありましたが、手掛けた4冊の完成度はあと少しでピークに達する見込みです。

 

米田氏の享年を超え、やや視力が落ちてはきましたが、この役を引き受けて本当に良かったと思います。

 

古代の日本の姿の大枠とその凄さがこの年齢でやっと理解できました。

 

短い時間でしたが著者と接し「本当に天才がいるんだ!」と実感できたのは我が人生における最大の収穫でした。