さて、イチャモンを付けるなら対案を出さねばならない。
先ず、予定されている木造天守閣を名城公園のどこかに石垣無しで建てる(弘前城の最近の工事のイメージ)。
それでも充分観光資源になり得るし、ひとまず伝統的な日本建築の技は確実に継承される。
そして、現在のコンクリート製の状態で出来るだけ粘り、限界に達したら木造天守を移築するのである(解体して別の場所に組み立てる方法)。
その頃までに木の部材は多くの箇所で歪などの問題点が生じているはずなので、それを修正する。そうすることにより数百年持つ木造天守が完成する。
解体業者さんにはその時まで待ってもらうことになる。
石垣の上に木造天守が聳える時の市長は勿論、現在の彼ではない。