写真中央の小冊子群は田崎清忠先生の「NHKテレビ英会話」のテキスト。右端は泣く子も黙る(?)旺文社の受験雑誌「蛍雪時代」
― 理科
1年生 化学
授業を階段教室で受けたので何だか偉くなった気がしたが、内容を理解できたとは言い難い。
本当に理解できたのは浪人してから。
数研出版の『あたらしい化学』はその時のもので、今も手元にある。
2年生 物理
徹底的にダメだった。
とても受験科目にはなり得ないということで、参考書は一冊も無い。
3年生 生物
小学校以来、授業中眠くなったことは一度も無かったが、ブロバリンという仇名の教師の授業中、睡魔が襲い、噂は本当であると実感した。
生物は大切な受験科目なので、高岡 實教授の『生物精義』をアンダーライン、書き込みがいっぱいになるまで読み込んだ。
教養部での講義の後、この話を教授にしたところ「是非見せてほしい」と言われ、お渡しした。
自分の著作がどのように利用されているか是非知りたい、とハッキリ言われた。
著者、編集者は読者の反応が気になるものであり、『建築史学入門』を含む4冊について、私も同様である。