「旭美展」の後、栄の中日ビル2F「サンモリッツ」でランチ。
中日ビルは1月末で閉鎖され、建て替えられるので思い出に浸れるのもあと僅かです。
メニューには目もくれず、ナポリタンをオーダーします。
あと約一ヶ月ですので店のオーラの低下は否めません。
「ノスタルジック・ランチ」目当てのお客のことは店長も認めています。
年が明けたら、白髪、薄毛、シワ、シミ、背を丸めた客が集結することでしょう。
確かに、お店から眺める風景は綺麗になり、便利になったのですが、今「いつの時代が一番良かった?」と問われたら、町中があんなに貧乏だったのに「初めて“サンモリッツ”で、あのバカでかいシュークリームを食べた頃が一番」と答えるでしょう。
それにしても、現在の栄のランドマークは、このビルとテレビ塔の二つになってしまいました。
「面しれー名古屋にしよみゃーか」だけではダメなんです。
全ての世代が楽しくなる都市計画が求められる所以です。