超早期英語教育のヒント | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 

 

 96日「日経」夕刊記事「私のリーダー論」でGEジャパンの浅井英里子社長について取り上げられていますが、彼女の子供時代の言語環境の変遷には、まことに興味深いものがあります。

 

 

 もともと頭の良い子であったことは言うまでもないでしょう。

 

 3歳までは文字通り英語漬け(家庭内の日本語会話をわざと止めていたのか?)であったことは、帰国後日本語が話せなかったことから想像します。

 

 

 39歳の間についてはお母様による血の滲むような日本語トレーニングがあったことは、その後の母国語による活躍の事実からして想像に難くありません。

 

 

 日本語学習が軌道に乗りかけた時、再び父親の都合で外国生活となります。

 

 

 本文中に「 ・・・父のオーストラリア赴任で9歳の時、英語が全く話せないのにいきなり現地校に放り込まれました。

 

 

 トイレに行きたいことも伝えられず、授業も全くわかりません。・・・ 」とあることから、3歳児までの英語付け効果は全く空虚であったと判断します。

 

 

 目に見えない何らかのプラス面はあるはずだと言う反論は覚悟の上ですが・・・ 。

 

 

 11歳で帰国となり、その後の活躍はプロフィールの通りです。

 

 

 この浅井英里子社長の半生は超早期英語教育の効果について議論する際、大いに役立つサンプルだと思うのです。

 

 

 是非、本人のコメントが聞きたいところです。