米田良三 著『東アジアの悲劇』改定作業中です。 | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 

 

 “悲劇”とは、世界屈指の普遍国家・日本(倭)国が存在したことすら否定される形で歴史から消されたことを指します。

 

 

 戦争で負けて消えたのなら納得も出来ますが、始めから無かったという扱いなのです。

 

 

 プライドが傷つきませんか。

 

 

 消された王朝は建物、地名、人、文明一般すべてごっそり北九州から近畿へと大移動させられたのです。

 

 

 国民の知らぬ間にレベルダウンした別の国になっていたのです。

 

 

 それが現在も続いているのです。

 

 

 最近、ネット上で我が国のことを“東朝鮮”と揶揄する向きがありますが、あながち的外れでもないのです。

 

 

 「日本を取り戻す(もろす)」等というキャッチフレーズ を聞かされることがありますが、本当に取り戻さなければならないのは悠久の倭国です。

 

 

 地球規模の改革が間もなく成就すると言われますが、その時登場するのは605年に「日本」を名乗り、672年に歴史から抹殺されてしまった倭国なのです。

 

 

 

 以下のコメントを改訂版冒頭に加えました。

 

 

 第6章、第7章の原稿と著者・オリジナルの図、著者により文献からコピーされた図、写真は編者が長らく保管していたものであるが、発表のタイミングは混沌とした世界情勢の現在がふさわしいと考え、内容に一貫性があるこの『東アジアの悲劇』に挿入し、改訂版の扱いとした。

 

  著者没後の為、従来の様な著者と編者のディスカッションを経ていない作りであるため、お読み苦しい点があればお許し願いたい。     (編者・渡辺)

 

 

 

 今回の改訂にあたり、米田良三氏による「清明上河図」(35頁)と「石山寺」(31頁)に関する未発表原稿を追加しています。

 

 

 世界的にも、まだ誰も考え付かなかった論述に触れることが出来ます。

 

 

 建築、歴史、国文に携わる人々には是非ご一読をお勧めします。