卍について多くの日本人の認識は地図上のお寺のマーク、何となく仏教に関係あり、といった程度で、“当たり前のこと”として体に染み付いています。
学校で深く学ぶことはありません。
それには深ぁーい理由(ワケ)(①)があるのですが、一部の外国人さんたちが変に絡んできて(②)、本質が分かり難くなっています。
①.卍のマークは、お釈迦様の時代まで遡ります。
その後、未成熟だった“阿弥陀思想”が中国経由で倭国に伝わり、阿弥陀経典シリーズとして完結します。
学校で習う「乱」で有名な九州の地方豪族イワイは実は倭国の王で、彼の死後、国民はスーパースターだった彼を阿弥陀如来と見做したのです。
“阿弥陀如来は日本人である”と言えます。
彼は子供の頃、悪戯が過ぎて島流しにあい(一種の帝王学?)、島に滞在中、胸に卍の刺青を彫ります。
仏陀に憧れていたのでしょう。
薬師寺の所謂薬師如来像には胸に卍のマークがあり、薬壺も持っていないので、実は阿弥陀如来(=イワイ)なのですが、
この事実は大和中心史観を崩壊させる可能性があり、これが卍について詳しく学校で教育がなされない大きな理由のひとつなのです。
国民の卍に関する認識が発展しない裏にはこのような事情があるのです。
②.この動画の外国人によるインタビューについては、気に入らない点が二つ(A、B)あります。
A:外国人たちが、ロクに自分で卍の起源について調べもしないで、自分たちがアイディアを盗用(卍の鉤の向きを逆にし、
45度回転させる)した事は伏せ、日本人は無知だと“上から目線”で迫る(余計なお世話だ)。
B:動画の中で、この改変したマークが歴史上どれほど忌まわしいものだったか「お前たちは知らんのか?」とドヤ顔です。
このインタビューする人間と、あの逆卍を掲げ世界を引っ掻き回した連中の子孫が同じ仲間である”と理解できれば、
このような動画の製作意図は“見え見え”なのです。
スッキリした世の中の到来が待ち遠しいですね。