「長谷寺の本当の歴史」はタブーである | 民営文化センター

民営文化センター

民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 

 

2003年3月3日の倒木で破損した屋根の修理を契機におこなわれた調査は、『重要文化財 長谷寺本堂調査報告書』として公表されているのですが、ネット上(奈文研ニュース )でそのサマリー(長谷寺本堂の調査)を読むことが出来ます。

 

 

世の中には私と同様“国宝指定”の基準の曖昧さに 憤っている人 がいるようで、長谷寺を含め複数の案件に対してイチャモンを付けています。

 

 

読めば総て納得できる意見ばかりで、文化審議会には何らかの内部事情があると思われます。

 

 

他の案件はさて置き、この人は移築説がらみの長谷寺創建の秘密についてはまだ御存じないようです。

 

 

「奈文研ニュース」の記事を読んでも、年輪年代法、放射性炭素C14年代測定法を実施した痕跡は見当たりません。

 

 

やらなかった場合、一見して怠慢と思えますが、確信犯的真相隠蔽との区別は不可能です。

 

 

一方、やったのにデータを公表しなければ国民を欺いていることになります。

 

 

あれだけ巨大で、もう使われない古木がありながら、年輪、炭素C14の調査を省くことは絶対にありえません。

 

 

法隆寺五重塔の芯柱の伐採年については 正直に公表 したため、その後の古代史論争に不自由をきたしたアカデミズム側は相当神経質になっているはずです。

 

 

米田氏は新泉社発行の第4書『逆賊磐井は国父倭薈だ』で「研究者に問う」という一章を設けて、彼らの真実を追求しない姿勢に憤っています。