我々の世代が夢中になったコミック 「赤胴鈴之助」 の実写版(DVD)を知人の子どもさんたちに観てもらいました。
どのような反応があるのかを確かめるためです。
世代間のギャップはある程度覚悟していたのですが、一番驚いたのは“変身しないからつまらない”という感想でした。
スローなストーリー展開、白黒画面、侍言葉などは現代っ子にはなじめないだろうと想定していたのですが、ドラマに“変身”がないことが大問題とは全く予測していませんでした。
しいて言えば“真空切り”というオールマイティーな技が“変身”に匹敵するのではないかと思うのですが、第1話ではまだ登場しません。
現在大ヒット中のアニメ「君の名は」の主人公たちが入れ替わるという設定が全世界的に受け入れられているのですから、これからの時代、淡々とした小津安二郎的なストーリー展開は不人気であり続けるのでしょうか ?
いつの時代も孫とお爺さんの世代間ギャップはこんなものかとは思うのですが、世の中の変化のスピードも大いに関係していると思います。
ちなみに、初々しい中村玉緒さんを見ることが出来ます。