沢口靖子「教室に東風吹いて」を観に | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 

 

 

 

名古屋駅西口は昭和の香りがまだ残っています。

 

 

新幹線口からたった二筋(すじ)行っただけの所に古いビルがあり、それらしくは見えない映画館「

 シネマスコーレ 」の入り口(写真)があります。

 

 

雨降りだったら濡れながらチケットを買う構造になっており、今風のシネコンとは大違いです。

 

 

入り口から3歩で観客席に入ってしまいます。さすがに椅子はシネコン仕様に入れ替わっていました。

 

 

今話題のアニメ「

 この世界の片隅に 」を観ようか迷っていましたが、ツレが目の保養になるから、沢口さんの「

 校庭に東風吹いて

」にしたらどう・・?ということで、あまり期待感はなくやってきたのでした。

 

 

沢口さんも吉永さんに似たところがあり、観客がストーリーにのめり込めないのが難点ですが、映画が始まってしまえば、お疲れ気味の「科捜研の女」とは一味違う美しく爽やかな女教師に出会えました。

 

 

精神科的な問題を抱えた女の子を軸に小学校の一クラスの物語が上手くまとめられています。

 

 

この女の子のように教室で口をきくことのない同級生がいたことを思い出したのですが、彼は立派に中小企業の社長になっていました。