かるた競技の冒頭に詠まれる和歌ですが、耳慣らしのウォーミング・アップ用と軽く考えている人も多いかと思いますが、この歌の背景には物凄いものがあります。
これは遥か倭国の昔、王仁という人がおほさゞきの尊に奉った歌で、この歌が契機となり418年から倭国王の呼称は大王から帝へと変更されたのです。
難波津は現在の福岡市であり、おほさゞきの尊は、倭国を乗っ取った大和朝廷が仁徳と呼んだ天皇です。
そんなわけで、百人一首が詠まれている舞台は、北部九州で辻褄が合います。
現在のものは倭国九州から地名も文学作品も移動させた後の、謂わば近畿版とでも言うべきものです。
学校で習う歴史とは全然違いますが、少しづつ理解出来るようになるでしょう。
以前、競技かるたがワールドワイドに発展する予感がする と言いましたが、すでにその動き は大分進んでいる ことを知りました。