小学校時代、だだっ広く未舗装の桜通りを市バスに乗って中央郵便局へ記念切手を買いに行きました。
駅前での露天掘りの地下鉄工事を目撃しています。
高校の修学旅行のフィナーレは旧駅舎(昭和2年竣工)時代のコンコースで「いつでも夢を」の大合唱(今なら考えられない!)。
毎日ビル内の“ホテル・ニューナゴヤ”でで挙式。
デザイン博覧会で「これで駅前は完璧、当分工事なし」と思いきや、駅舎は“タワーズ”に変身し、見た目どおり名古屋の門柱になりました。
世界のトヨタが自社ビル“ミッドランド”を建て(前述毎日ビルの跡)、負けじと“新・大名古屋ビルヂング”が完成。
市電が走り“青年の像”が立っていた頃も懐かしいですが、あの段階で街の発展、進化が止まったと考えたら恐ろしい気もします。
このデジタル画にある名鉄、近鉄のビルがこのまま残り、狭くなった空の一角にゆとりを残しておいてくれることを望むのですが、“リニア”が「ドーノコーノ」で、この先、一体どうなることやら・・・・
地底深く、電磁波をいっぱい浴びながら、いつ直下型地震が起きても不思議はないといわれる東京へ進む鉄道が完成した揚句に、乗る乗客が誰もいなかったら、関係者はどうするつもりなんだろう。
“リニア”建設の目的が凡人の思いつかない全く別のところにあるに違いありません。