いつまでも経済大国でもない我が国であるにもかかわらず、どうして、いとも簡単に重厚な建物を壊してしまうのだろう。コンクリートミキサーのない時代に、人夫達が汗水たらして築きあげた作品を・・・・
国立競技場は戦後復興のモニュメント的な意味を持っているのに、自国民の手で壊したのです。原爆ドームは保存しているのに・・・・
建て替えなければ選手たちはホームで戦えるのに、わざわざアウェイ状態にするなんて・・・
わが町の昭和50年代に建てられたメルヘンチックな外観のスーパーも壊され更地になっています。
(最近、次のスーパーの建築が始まり、鉄骨が建ち始めたとか)
“懐かしさ”と言う人間だけに備わった感情が尊重されない世の中は実に味気ないものです。