献本は粛々と | 民営文化センター

民営文化センター

民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever




米田建築史学の冊子を「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる?」ということで、機会があるごとに献本してまいりました。近い所では安保徹先生、財津和夫氏に差し上げたのですが、読んで貰うということは大変なことなんです。自分が頂いた場合も、じっくり読むことはほとんどありませんので、お互い様で、特別がっかりする事ではありません。









3年以上前のことですが、講演会の機会を捉え、何とあのドナルド・キーン先生にアプローチしたのです。勿論、本人に会えるとは期待しておりませんので、まず受付の人に頼んだところ「秘書に渡します」と言うことでした。その後のことは全く不明です。








オリジナル『源氏物語』は九州北部を舞台にして倭国時代にあった実際の出来事を脚色して、当時(平安版より約350年遡った頃)書かれた物語であり、「それを宮内庁が所蔵している」のではないか、というのが米田説ですので、世界的な権威からすれば、一連の冊子は触わるのも汚らわしいということでしょう。無理もないことです。








帰化して日本人となられたキーン先生ですが、例え(米田説を)「本当かな~」と思ったとしても、今までのご自身の業績もあることですし、土壇場では黄色人種の優秀性を絶対に認めたくないでしょう。ハーバード大学のメリッサ・マコーミック女史も同様と思いますが、彼女は冊子を送った米田氏に、受け取った旨の返事をしていますので好印象です。






キーン先生について

http://mainichi.jp/feature/news/20150226mog00m040001000c.html  






マコーミック女史について

http://genjiito.blog.eonet.jp/default/2013/02/post-5ae5.html  






ある米田史学ファンのブログ

http://blogs.yahoo.co.jp/waikoku/54241011.html