当時、私が撮ったTV画面です。
母がNHKの回し者に、「ウチにテレビは有りませんっ!」と言っていたことを思い出しました。室内アンテナですので、画像はこんなものでした。
我々の年代の反戦歌と言えば、「風に吹かれて」、「勝利を我等に」などアメリカン・モダン・フォークが思い浮かびますが、よくよく考えてみれば、わが国をボコボコに空爆した国の奴等の曲をよろこんで歌うというのは何か変だと思いませんか? 今頃、気づくのでは少し遅いのですが・・・・
昨日8月6日は広島に原爆が落とされた日です。グループサウンズの人気No.1だったザ・タイガースの「廃墟の鳩」は広島の悲惨を歌っていることは意外に知られていないのではないでしょうか。作詞は山上路夫、作曲は村井邦彦、ひょっとして、“すぎやまこういち”かと一瞬思ったのですが、そんなことはありえませんよね。
残念ながら加橋かつみの当時の動画は削除されていますので、最近の画像を!
http://www.uta-net.com/movie/3593/
若い頃の歌声は、一部ですが、こちらで聴く事が出来ます。
“試聴”をクリック
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=MHCL000001087
今後の若者の反戦活動のテーマソングとして、この「廃墟の鳩」がメロディー、歌詞共ふさわしいと思います。ひょっとしたら“反ユダキンソングとして”世界中に拡散する予感のするクオリティーの高い1曲です。何しろ、あの「翼をください」と同じ作曲家ですからね。