「何もいらない」「何も好きじゃない」

そんなあたしの前が突然に

太陽が照らすように、明るくなった

光は陰をつくり、あたしはうつむく


このスリルやドキドキが日常に変わっても

あなたは笑っていてくれますか?


このつぼみに花が咲いたのなら

その先は朽ちて、枯れるだけかな

「今が一番いい時期」なんて言わないで

熟れたあたしも見つめて欲しいよ


後ろ姿を見つめ、言葉を呑み込んだ

手に触れたら消えてしまいそう

1人の夜が寂しいことなんてなかったのに

秋風はこんなにもあたしを冷やす


このもどかしさやワクワクが日常に変わっても

あたしは幸せでいられますか?


育っていくこのつぼみが開いたら

その先には何があるの? 教えて

急がないでゆっくりでいいから咲かせて

2人でその行方を見届けよう


きっと実を結ぶよ

君は覚えてる?


バーベキューの匂いに包まれた

線香花火は風に吹かれてすぐ落ちた

テーブルの上のバレリーナ

手帳の間に挟んでいた 宝物のチューイングガム


私の送ったメッセージ

オレンジの君に届いた?

あたし達は何も失くしてなんていないんだ

君を思い出せば あったかい気持ちになるよ


君は覚えてる?


同じ電車に揺れていた

肌を寄せ合って星のない空を見てた

一粒のいちごにイエロージャンプ!

泥だけの靴で挑んでた 花の下でアスレチック


私の歌ってたメロディ

オレンジの君と一緒に

きっと消えてしまったものなんて何1つないんだ

君を思い出せば 君はいつも笑っているよ


口開けて見てた夕陽

こっそり紅茶に入れたブランデー

一晩中ゲームに熱くなった


君は覚えてる?

ねえ、君も思い出す?

あたし達のオレンジの日を


君は覚えてる?

「家に帰れ」と誰かが呼んでる

キレイな夕暮れを上向いて眺めてる

嫌いなものは誰にもたくさんある

だけど負けないで気持ちを持ってて


あなたのいうことはわかるけど

あたしの気持ちにも気づいてね


誰もが家に帰る 空には星が降る

夜道を1人で歩く 少し怖いけど……

好きなものはいつも心にある

どこでもいいじゃない スキな場所があるでしょ?


あなたのいうことがわかるから

あたしを役に立たせてね


少しずつ空は明るくなっていく

まだまだきっと可能性があるはず

諦めるくらいならもう何も言わないでよ

あなたの家がそこにあるじゃない

幸せな家がそこにあるじゃない

どんなに願っても

ハレの日は長く続かないのかしら?

慌ててつくったてるてる坊主も

まるで効果がないの


こんな日は誰に会えばいい?

1人、部屋で泣き叫べばいい?


そうやっていつも足りないもの探して、

傘をさすことだって忘れてしまう。

大切なものはきっとそう、この手の中に

いつだって心は晴れるはず


だから私は呟いた

「煩悩退散」

恋人たちはその手に愛を

子供たちは枕元に夢を

ざわめく街にたくしてる

でも、私には何か足りない


長い歴史の故に歪んだ本当の意味


教会から流れるメロディ

私を連れ戻していくよ

私たちの大切なメモリー

今年も会いに行くよ


ひとつになれる歓び

胸に抱いてゆくよ

変わらない大切な場所

ここから始まっているよ




それは簡単なこと

あっという間に消えていくわ

君の顔も、声も、もう忘れてしまった

胸焦がした思い出もサヨナラ!


結局最後に残ったのは

あの時触れた体温だけ

それだけのこと


永遠に感じること

私が選んだものは

いつだって少しだけなのに

それさえも変わっていくのね


消えないものは何一つない

また何か見つけるだけ

それだけのこと


ずっと側にいる様な気がしている君も

いつも微笑みをくれる少女のような君も

あんなに夢中になってはしゃいでた君も


それだけのこと


それでも今日もまた進んでいくんだ

ちゃんと前向いてさ

それだけのこと

風が吹き始めている きっと南の方へ

長いこと待ってた「その時」が来たんだ


いばらの道を経て楽園についたよ

今まで出会ったもの全て吸収してここにいる


コワイモノナドナニモナイ、オモウママイケ


さあ、進め! 進め! 天にも昇る足どりで

太陽さえも今はあたしの味方だ!

さあ、歌え! 歌え! 憧れのスターにも近づけ

ビジネスもサクセスへ! 手のなる方へ


”甘い”と思ったら そうでもなかったり

こんな感じが今は心地いいんだ


どうぞ、気が向いたらここへおいでよ

何ももたなくていい 何だってあるから


マヨウコトナドナニモナイ、ソノママススメ


さあ、笑え! 笑え! 女はやっぱ愛嬌勝負

この舞台で輝く一番の星になろう

さあ、踊れ! 踊れ! 軽やかにステップ踏んで

ヘルシーでビューティに 世界は回る

豪華なディナーの続きは

星降る夜空におまかせ

広い世界に二人だけ

だって君は永遠なんだ


約束も契約もいらない

ただそこにあるものを信じているよ


そう、男の子はきっと女の子よりずっとロマンチスト

2番目の夢を叶えてくれる

そう、2人の未来はきっとあなたの手の中にあるよ

開いた地図の先にあたしも連れて行って、ベイベー


古い記憶にとらわれ

身動きできなくなって

春の花も秋の空も

君と見たいだけなんだ


素敵な思い出なんていらない

今を重ねてその先へ行こうよ


そう、男の子はきっと女のよよりずっとロマンチスト

あなたの色にあたしを染めて

そう、2人の秘密の鍵はあなたが握っているよ

2番目の夢が1番に変わる時ラブミー、ベイベー


キラキラしてた春の陽みたいに

思い出すだけで涙がでちゃう


あたしの新しい世界に新しい君はいないけど

君の新しい世界に新しいあたしはいるのかな?


さよならを悔やまぬように探したもの

今はまだここにないんだ

持っていたものはみんな失くしてしまったけど

何も構わず恋をして 疲れも知らず走ってた

そんな日がまたやってくるよね?


ギラギラしてた夏の日みたいに

思い出すだけでクラクラしちゃう


さよならを悔やまぬように背を向けていた

会いに行くのはまだ早い

あったかい愛しい空気の中にいたけど

たった一人のためにも もっと多くのためにも

これからもあたし笑えるよね?


もうすぐ、きっと。

湖のほとりで抱きしめた

屋上から眺める オレンジの街並

あの日のゲームから続いているんだ

サービスエリアで虹を見た

カーペンターズの流れるあの席も

私も、あなたも、私たちのゆく道も

めまぐるしく変わっていく、だけど


私の中で唯一の、絶対の存在

それは恋にも似た


いちごのケーキを目指してどこまでも歩いた

歓声の中、涙の笑顔で手をつないだ

いつか、呼び合う名前が変わっても

きっといつまでもあなたと、

色んな景色を見るのでしょう

桜が咲いて、縁側でお茶を飲む日も