「何もいらない」「何も好きじゃない」
そんなあたしの前が突然に
太陽が照らすように、明るくなった
光は陰をつくり、あたしはうつむく
このスリルやドキドキが日常に変わっても
あなたは笑っていてくれますか?
このつぼみに花が咲いたのなら
その先は朽ちて、枯れるだけかな
「今が一番いい時期」なんて言わないで
熟れたあたしも見つめて欲しいよ
後ろ姿を見つめ、言葉を呑み込んだ
手に触れたら消えてしまいそう
1人の夜が寂しいことなんてなかったのに
秋風はこんなにもあたしを冷やす
このもどかしさやワクワクが日常に変わっても
あたしは幸せでいられますか?
育っていくこのつぼみが開いたら
その先には何があるの? 教えて
急がないでゆっくりでいいから咲かせて
2人でその行方を見届けよう
きっと実を結ぶよ