どんなに願っても

ハレの日は長く続かないのかしら?

慌ててつくったてるてる坊主も

まるで効果がないの


こんな日は誰に会えばいい?

1人、部屋で泣き叫べばいい?


そうやっていつも足りないもの探して、

傘をさすことだって忘れてしまう。

大切なものはきっとそう、この手の中に

いつだって心は晴れるはず


だから私は呟いた

「煩悩退散」