34年前プロレス・ファンクラブ立ち上げ | プロレス表舞台の放浪記

プロレス表舞台の放浪記

一プロレス・ファンから、電子書籍『プロレス表舞台』を立ち上げた斉藤雅治が、プロレスと関わった日々を想いのまま、書き綴る。

写真は、私が立ち上げたプロレス総合ファンクラブ「レスリング・ウォーズ」会報裏表紙で、私自身が描いた絵だが、誰だか分かるだろうか?金網で分かってもらえると思うのだが、下手なりに一生懸命描かせて頂いた。


プロレスリング愛好会「オールラウンド」の入会を断念して、自ら会長となりプロレス総合F.C.「レスリング・ウォーズ」を立ち上げたことは前回、書かせていただいた。
今から34年前、私がまだ16歳、高校2年生の昭和56年5月27日に会発足。中学、高校時代の同級生と自分の3名でのスタートだった。
会報の創刊号は、同年8月14日に発行。
会報は、当時の別冊ゴングでも紹介頂いたので、下に掲載。


会報の中で「独断偏見ランキング」と題して、勝手に自分が作ったランキングが掲載されているが、世界と日本の2部門に分かれている。私情がかなり入りこんでいるが、当時の時代背景がよく表われているので、先ずは世界の部門を紹介させて頂くと・・・

世界
①アントニオ猪木
②アンドレ・ザ・ジャイアント
③ドリー・ファンク・ジュニア
④ジャイアント・馬場
⑤ローランド・ボック
⑥アブドラ・ザ・ブッチャー
⑦スタン・ハンセン
⑧ブルーザ・ブロディ
⑨ボブ・バックランド
⑩ダスィ・ローデス
⑪ミルマスカラス
⑫テリー・ファンク
⑬ハーリー・レイス
⑭タイガー・ジェット・シン
⑮ニック・ボックウィンクル
⑯ディック・マードック
⑰ビル・ロビンソン
⑱ジャンボ・鶴田
⑲ハルク・ホーガン
⑳ザ・シーク

当時、私が書いた寸評も、そのまま再現すると・・・

『まず世界ランキング1位の猪木は独断と偏見で決めた。Rボックを5位にしたが、これは未知数なのでとりあえずここに入れておいた。彼の実力は猪木と闘ったとき、わかるだろう。7位と8位のハンセンとブロディは同じぐらいの実力だと思うが僅差でハンセンがリードしているように思われる。10位と11位のローデスとマスカラスは、わずかにマスカラスが上のような気がするが、ここは現NWA世界王者を買った。17位のロビンソンは5年前ならBEST5に入ったが今ではヘタするとランク外の可能性もある。』(以上)

16歳の、自分が偉そうに書いているが・・・改めて、自分自身、当時、こんな風に思っていたんだと驚きである。
 何と言っても、一番の驚きは、ビル・ロビンソンが17位と、あまりに低すぎる評価をしていた事だ。昭和56年のランキングで、5年前ならBEST5入りと書いているが、全日本プロレスに入ると共に、ランクが落ちてしまった。見る目がなかったのか、時代背景なのか、ここでは明言を避けるが、この時の正直な気持ちであろう。当時、ブロディよりハンセンを高く評価していたのも、自分の事ながら意外であった。まぁ、16歳のプロレス小僧が、勝手に作ったランキングということで、大目に見て頂ければ幸いだ。

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