ファイト・オブ・ザ・リング王子大会でチラシを配らせて頂きました | プロレス表舞台の放浪記

プロレス表舞台の放浪記

一プロレス・ファンから、電子書籍『プロレス表舞台』を立ち上げた斉藤雅治が、プロレスと関わった日々を想いのまま、書き綴る。


 11日、王子BEASMEBNT MONSTARで行われた、ファイト・オブ・ザ・リングで『プロレス表舞台』創刊準備号のビラを配らせて頂きました。今回は、配ったと言っても、開場前に、観客の椅子の上に置かせて頂ましたが、関係者やレスラーにも、直接手渡し。
「見ましたよ。」なんてお言葉を頂いたり、嬉しい限り。やはり制作すると、その後の反応が気になるものだ。試合前、チラシを見る観客に、ついつい目が行ってしまう。

 さて、ここで発表!チラシにも載せたが、次号『プロレス表舞台』は特別増刊号として、去る7月25~26日に行われた、「24時間プロレス」の特集号だ。「丸ごと1冊24時間プロレス」と題して、近日中に発売予定。既に、9割方完成しているが、楽しみにお待ち下さい。

 11日の試合を1つだけ紹介すると、先月、チャレンジマッチで、プロレスに初挑戦した田馬場貴裕選手の、プロレス第2戦目が行われた。様々な格闘技の経験豊富な田馬場選手は、潰れた耳が、これまでの戦歴を物語るが、ハートはナイスな好青年だ。プロレスにも真摯に取り組んでいる感じが伝わる。この日の対決では、ドラゴン・マジック選手の老獪な攻撃に耐え抜き、プロレス新人とは思えぬセンスの良さが感じられた。Dマジックが、田馬場の良さを引き出しているようにも見えたが、田馬場選手の真面目に取り組む姿勢が伝わったのではないだろうか。


 最後は、ダブルアーム・スープレックス・・・と思いきや、そのままブリッジしてフォール。藤波辰巳(現・辰爾)が凱旋帰国の際、飛龍風車固めとして使った、伝説のあの技だ。後に、前田日明が、12種類のスープレックスを引き下げ凱旋帰国、ポール・オンドーフに決め物議を醸した、あの技だ。写真を見ると、田馬場は、自分の胸の真ん中にDマジックの頭を乗せ真後ろに見事にブリッジして投げるが、その後、自らの頭を右にズラし、相手の両肩をマットに付けているのが分かる。ギブアップでなく、スリーカウントを狙いにいっての投げ方なのであろうか。
 今後が楽しみな選手の一人である。

プロレス表舞台 創刊準備号/イーブックスパブリッシング

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