みなさんこんにちは、だーいしです。基本暖かいものの、時には非常にこたえる寒さの日々が続いたりと油断ならない1月でしたがいかがお過ごしでしたでしょうか。だーいし的にはジョギングの際、川べりにロウバイ(蠟梅と書く、花びらがロウソクの鑞のように鈍い半透明色であることから名付けられた中国原産の落葉低木樹)が、たおやかな香りを放ちながら夕日を浴び、その日を結ぼうとしているのを見て、まことロウバイのごとく美しく人生を終えたいものだ...とかなんとかジジイなことは、全く思ったりせずですね、寒みぃはよ帰宅してゴロゴロしよっと思った冬のひとときでした。
さて、1月も終わりになってしまいましたが、ここひと月のニョロニョロ日記を。今回本当に大したトピックはないんですが、しかし。
12月30日
本番の合間、その日は珍しく男女兼用の楽屋だったので顔見知りの女性奏者のお方々とお話をする。「ダブルリードアンサンブルって、しかしよく続いてるねぇ、そういえば真美ちゃん元気?」と言われたので「それはもう真美はいつでも元気ですよぅ」と言ったら
「似とらん。」「それなに自分では内心イケてると思ってるレパートリーなの?」「裏声出せばいいってもんじゃない」
とさんざんな言われよう。。グッスン、今度は最高にモノマネの質をあげてQOMM(クオリティ・オブ・マミノモノマネ)の第一人者として名を馳せることを決意しますです。それにしても弦楽器のお姉様方こわいわぁ(笑)
1月3・4日
スキーに行く。
白馬まで行ったのに雪が少なくて、一日目は頂上付近の緩斜面のみしか滑れなかった(もちろん緩斜面のみしか滑れないので強がってるだけである)。二日目、近隣スキー場が雪不足や強風のため、ほぼ唯一空いているHakuba47にほとんどのスキー客が集結する事態に。リフト券買うのに50分、それからゴンドラ乗るのに30分、頂上まで10分強と、上についたらほとんどお昼に。でも上がってしまえば雪面も基本大丈夫で、かなり満喫できて大満足、Hakuba47には15年振りくらいに行ったけど、北斜面はコンディションよく楽しかったです。
で、聞いてはいたけど本当にスキー客の半分が外国人(オーストラリア人かと思われる)ざんすね、カフェテリアのおっちゃんおばちゃんも、オージーさんら相手に皆英語を話せるのにびっくり。またリフトやゴンドラ乗り場にもダンボール紙にでっかくマジックで「ジャンピングオフザリフトオンナスキーコースイズストリクトリィプロウヒビット!」とか禁止事項が書いてあった(うろ覚え、もちろん英語で、つづり忘れた)
温泉も複数回入る。ニョロニョロいと良きかな。しかし近くても場所によって泉質が随分違うんだなあと...入浴ショットは自主規制。
1月8日
ようやくある程度ヒマができたので、仕事仲間のKKEZ様からダビングしてもらった「ナショナル・ランプーニ クリスマス ヴァケイション」シリーズを観る。
もう七草粥も終わったと言うのに、クリスマスものを今観てる自分って...。
内容は「クリスマスに最高のモミの木を探すんだ!」とかいわゆるしょーもないアメリカンコメディだが、なんか馬鹿馬鹿しくてクソワロタ。病み付きになるわ~(笑)
1月13日
久しぶりにプールに。もう体力なさ過ぎてヘニョヘニョ。水着に着替えてると、隣りで着替えてる小学生とおぼしきがじーっとこちらを見てくる。
「ねぇねぇ何人?外人?」
「誰のこと?まさか僕?」
....着替え途中なので僕も小学生もフ◎◎ン状態だったが、それはともかく。
「そう、ねえ国どこ?どっから来たの?」
「うーん、どこだと思う?君が当ててみて」
「うーんじゃあイギリス!イギリス人だ」
「おー大正解!よく分かったね、なんでイギリスだと思ったの」
(それには答えずに)「ねぇ、英語しゃべってみて、英語!」
「え~英語~?」
「そう!英語、イギリス人でしょ、ならしゃべれるでしょ」
「クロール」
「発音悪っ!!!」
「.........。」
1月14日
だーいし卿、はじめてめいどかふぇなるものにぞ行きにける。
「ハイではメイドさんを呼ぶときは『ニャンニャン』って言ってくださいニャン」
「ニャンニャン」
「ハイニャン。」
とかなんとかやりとりにのけぞりたり。
その後ぱんけーきにうさぎちゃんの絵を描いてもらひたもう。
帰り際1回300円(正確には300メイドリーミンと言うのだそうな)のくじを引いて、「萌え」と書かれた缶バッヂをもらひにたまひけり。
1月23日
朝、レッスンに行った中学校で
「ネバー・ギブ・アップ」「忘れ物をしない」「先のことを考えて動こう」「期限を守って課題を出す!」
.....。自分がなにひとつできないことが掲示されていて凹む。
生徒さんには「もっとレガートを美しく」「響きをともなった音の鳴りで」とかエラそうなこと言っていたが、何言っとるのそう言う自分なにひとつ出来やしないがねリードは忘れるは編曲の期限は出しとらんわ、とか、どんどんみじめな気持ちになってレッスンしうりょう(笑)。
で、お昼もレッスンして、夕方
リハーサル開始までちょい時間あるから、果物屋さんがやってる喫茶店でフルーツサンドなるものを注文。
これがケッコウな大きさのが八切れと、プリン、あと別に果物もついてて、完食した時にはお腹ポンポンで動けず。いや、美味しかったんですけどね。ところでなぜかその日一日を通じて頭痛がして(自分めったに頭痛はしないのでたまになると大変キツい)その後の吹奏楽のリハーサルが全く上の空でした。帰宅。早よ寝る。
1月24日
頭上をまったくよく分からないなにがしかの音が通り過ぎて行った。頭痛終わり。
1月25日
溜まりまくっていた◎◎を一気に出す
(もちろん書類のことである)
1月27日
水泳に行き、水着ゴーグル帽子等すべて忘れてプール到着。
「もう!なんなんすか!(笑)これで3度目じゃないですか忘れたの」
「うん...。」
ともあれ、コーチや他の方やスタッフさんからパンツゴーグルキャップをお借りすることができ、全裸で泳ぐことだけは免れ人としてギリギリセーフ(笑)。レッスンに行った中学校のめあてのうち、ひとつくらいは出来るようになりたいです。
で、その日初対面のねーちゃんに「あん?歳?50手前くらい?」と言われコラッ!!!!
1月28日
大臣の辞任報道を観てた父がひとこと。「あいつ脇が甘かったでいかんわ」
お父様知り合いでもないのに政治家もファウルチップ取られた野球選手も同じような調子で実況解説者みたく言うの止めていただけません?
1月29日
相当溜まりまくっていた編曲を一気に。タマシイでた。
編曲、というのは言ってみればまさにジグソーパズルみたいなものでして、音の細かなパーツというかピースをうまいこと繋いでいき、作品にするんです。で、それがささっと上手く行く時と、なかなか進まないときがあるんです。メロディをどこに割り振るかも大事ですが、同時に、例えばありきたりのコードにならないよう、ちょっと和音を工夫しようとするとしますね。すると、どの和音をどう繋ぐかを考える必要が出てくるのです。
なぜなら働きをもつ和音の並び(機能和声)はそれぞれ行き先を制限されるので、単にメロディに合う音だけでなく、「こいつを置きたいんだけどそうすると次が置けない」とかあるんです。
Ⅰは何でも行けるがⅥはⅠに行けなく、ⅣはⅠやⅡやⅤには行けるがⅥには行けないとか、ま、いろいろ。
で、最終的に銀を捨てて香を取り角のにらみを効かせたままじわりじわりと金を寄せて行って七六歩成りからの王手、角をここで捨て王を閉じ込めておき桂馬でチェック。とまあこれがスッキリ行くとホントに気持ちが良く、本当に編曲って詰め将棋と同じだなあと、え~と、さっきまでジグソーパズルと言ってたのにこの一貫性の無さはなんだと、てゆかしてもいない頭痛がしてきたんでそろそろ寝ます。おやすみニャン(笑)。