タマシイ出たわ(その1) | Nagoya Double-Reed Ensemble

タマシイ出たわ(その1)。


皆さんこんにちは、春一番も吹いて、桃の花びらも杉花粉も目に麗しく鼻がグジョグジョのだーいしですが皆さんはお元気でしょうか。


さて更新が滞っておりましたニョロニョロ日記。今回はさいきんの動向でタマシイ出たニョロニョロをつらつらと。豪華二部制。


3月

 リハーサル、翌日本番。協奏曲たくさん。演目のうち、フランセのCL協奏曲がオケ激ムズで大変。何日も前よりゆっくりから練習。速いパッセージを吹けるよう徐々にテンポを上げ、その日の終了時に付箋で「3/4,♩.=88」「3/5,♩.=96」とか貼付ける(一晩寝たら忘れてしまうからだ)。

 で、リハに行ったらとなりのオーボエAちゃんも同じことしてた(笑)、お互い付箋自慢をするも、速い楽章よりもカットされたはずの緩徐楽章のイヤ~なsolo(1st,→2ndオーボエが交互に吹く)が復活しており、どちらかというとそちらに撃沈。タマシイ出た。


3月

 世の中に遅れること5万光年くらい、今さらながらハリー○ッターを観る、しかも第1作目。

ポッター

 オモロい。で、私が観てたら父が通りかかり「俺、こんなもんテレビで何度でも観たぞ!この映画はなあ..」と言いだすのでまさか筋書きを先に言うのかクソ親父と警戒してたら

「これあれだ!ドラ○もんと同じだ、ドラえ○んと!」

そんなストーリーだっけ~?

「だって主人公が眼鏡かけとるだろう!」

「ほんでしずかちゃんみたいな小生意気な娘が出てくるだろう!」

と言い放ち去っていった。
イギリスの魔法学校の中庭が一瞬にしてドラム缶のある空き地に見えてきて雰囲気台無し、タマシイ出た。


3月

 ルネサンス後期ポリフォニーの勉強、というか宿題をする。リアルタマシイ出た。引き続きモンテヴェルディのオペラの宿題。
 ともあれ、音階を理解するって本当に大事なことですよね。わたくし自分のレッスンでは、A#をシ♭(B)と書いてある、あるいはA♭をソ#(Gis)と書き込みしている生徒ちゃんには直してもらっています。もちろん異名同音だし、同じ指づかいなので、それぞれ覚えやすい階名を書くのはとても気持ちがわかるのですが、A#とB♭では全く意味合いが違うので、「これは、ベーではなく、必ずラのシャープとして読んで認識して」とお願いしています。

 ところで先日とある曲をやることになり、楽譜が手に入らないので随分遠いつてを
頼ってコピー譜を手に入れたのですが、そこにもミのシャープを「F(ファ)」って書いてある!!

f

もう~これだからさぁ..しかもいちいち音名書くなよプンプン!とひとりぷんぷん丸になっていただーいしですが、なんか筆跡に見覚えが...

よおおおく見たら高校時代の自分の書き込みだった。かなりタマシイ出た、なんつうか世の中の皆様スミマセン(笑)。


3月

夜,

われわれ名古屋ダブルリードアンサンブル、まだむ様のホームパーティに呼ばれ、おおいに盛り上がる。

マだむ1

まだむ様のお手料理の美味しいこと。また、マイセンや古伊万里など素晴らしい調度があふれる邸内で、まだむ様の上品さと名古屋ダブルリードアンサンブルのお上品さが相まった、ノビリティあふれる会話を楽しみました(一部反語表現が含まれております)。

 と、生木を引き裂くバキッという音が


さっきまで体調不良でグッタリしてたはずの真美ちゃんが突然復活し、スコッチエッグを食べようとして怪力で割り箸を折ってしまった模様。すかさず写真を撮る。

スコッチエッグ

割り箸で、また他人事で良かった。おととしだったか、以前同じようなシチュエーションで、ど高いワイングラスを割った奴がいたのでそれは本当にいかんとスミマセンまだむ様もうしません。


 会食の後はケーキ(これも手作り)をちょうだいする。不肖わたくしの誕生日が近いこともあり、バースデイケーキも兼ねて、ということでだーいしが入刀をさせていただく。

けーき

 ちょっとよそ行きの顔になっております(笑)。横には1杯3,000円のコーヒー(!!!)もあり、これがまた素晴らしい薫りと味、余韻でビックリしました。


 というわけで名古屋ダブルリードアンサンブルはさんざん飲み食いし、お話を楽しみました。まだむ様本当にありがとうございました!


 結構長居してしまったので、だーいし号は帰路についたが、ちょっと急いでいたんですね...、夜中にもかかわらずまたパトカーパトカーさんとお友達になってしまったんですね。1杯3,000円のコーヒーが3杯も飲める反則金を支払い、フニャフニャになって帰宅。本当にタマシイ出た...ガクリ