次の10年に何が起こるか | Nagoya Double-Reed Ensemble
次の10年に何が起こるか


 だーいしです。
門松新年早々、いきなり大上段に振りかぶったタイトルですが、内容はこれから10年後というより、今日以前の話です。というのも大掃除をしてたら、2000年に発行されたこのタイトルの本が出てきたからです。読み返してみましたがこれがなかなか面白い。

 新○社にForesight(フォーサイト)という政治・経済・国際問題などをメインとした情報雑誌があります。いまはWEB版のみの配信となってるみたいですが、ちょっと前までは完全予約販売制の雑誌として売られてました。とはいえ、本屋さんにはなく、注文すると送付されてくるものです。

 この雑誌を当時何をトチ狂ったのか、わたくしだーいしは3年間くらい買ってました。おかげで、先物取引(いわゆるデリバティブ)の仕組みや、アフガニスタンの部族覇権抗争、はたまた銀行再編における東○銀行vsみ○ほ銀行の頭取人事のゴダゴダなど、自分のワーキングプアな収入とは全く関係ないことが異常に詳しくなったのが思い出されます。

 「次の10年に何が起こるか」は、そのForesight編集部が出した特別版で、今後10年に変わるであろう世界像をいろいろな角度から予想したものです。例えばまだ米国同時多発テロが起きる1年以上前に、オサマ・ビン・ラディンを「世界で一番危険な男」と称し、「'80年代、蜜月関係にあった時とは一変して、彼にとっていまは最大の標的は米国だ。今後、思わぬ形で、思わぬ場所で、米国人や米国関連施設へテロを仕掛けていく可能性は否定できない。」(宮田律 氏)と、見事な予測をしています。

 ともあれ、こんな記事が目白押しの中、今読み返して評価するのは後出しジャンケンもはなはだしいのですが、予測とその可能性の箇所、せっかくなのでお楽しみください。


本本本本本本本本



◆「万能携帯電話は売り出されるか...YES 80%

 本論には、「次世代通信方式の最大のメリットは、高速大容量のデータ通信を行なえることだ」とし、「これにより、応用アプリケーションの範囲を大幅に広げ、新しいサービスの登場を促すことになる」と分析。このころはdocomoがiモードを立ち上げてまだようやく1年、といったあたりで、液晶が奇麗になったり着信音が和音になったりくらいでした。なので「ショッピングGPS機能により検索ができる『万能携帯電話』が登場し続ける」という所見は、わたくし当時読んでて何のこっちゃありゃりゃと思ってましたが、現状はご覧の通りスマホスマホスマホ...。読み返して舌を巻きました。

☆だーいしの携帯10年後はどうなるか → → →スマホを使いこなせず、目も悪くなってきたので結局らくらくホンに。でも音楽聴くのとゲームはしたいでi Pod touch を買いそう。そんでもってあちこちに置き忘れそう。



◆「消費税率は10%に引き上げられるか...YES 70%
 本論では「2002年に7%へ、時期が後にずれれば逆に一気に10%となるであろう」と予測している。幸か不幸か、2012年初頭現在では未だ5%というものの、10%へ引き上げは時間の問題でしょうねぇ。

☆だーいしにも消費税でひとこと言わせろ → → →いつもクルマ乗ってるんですけどぉ、ガソリン代って結構かかるじゃないですかぁ。あたし年間25万くらいガソリン代かかってるんですけどぉ、ガソリン税って1リッターあたり53.8円も取るんでしょ?そしたらあたし10万円以上がまずガソリン税として取られているのよねぇ。しかもその揮発油税込みの値段に、さらに消費税がかかって請求されるじゃないですかぁ。それって二重課税じゃないですかぁ?いいかげんにしてください、国と自治体。いかり

 10年後...クルマを維持できなくなりリヤカーにオーボエ積んで出勤。リヤカーため息




みなさまにとってどうぞ良い1年のスタートでありますように。