低所得者層が維新に共鳴したから立憲民主党が負けたとでも?

 

毎日新聞 「直人氏『低所得者層が維新に共鳴』 ツイッターに投稿」

 

 

 

 

 

この菅直人氏や枝野幸男氏の主張から思うのは、「我々は悪くない、他者のせいだ」という思考。

 

維新の批判に低所得者層の人達が共鳴したから立憲民主党が負けたのだという思考でしょ?

 

立憲民主党が不甲斐なくとか、立憲民主党が有権者の思いを読み取れずではなく、維新に低所得者層の人達が共鳴したからと分析している時点で、菅直人氏自身も立憲民主党も今以上の成長、進歩、支持率向上は起こり得ないだろう。

 

という分析が有力だと私は思う。

 

 

 

枝野幸男氏も似たような思考を覗かせていた。

 

2021年10月のブログ記事「立憲民主党の枝野幸男氏はまだ気付かないのか! 経験不足ではなく勉強不足という自身の怠慢だ!!」に書いたが、

 

 

 

 

「当時の民主党政権の足りなかった決定的な要因は経験不足」などと分析している時点で、我々が悪いのではなく、我々に政権を経験させなかった国民が悪いのだと言っているようなもの。

 

誰しもが初めて経験することの連続で日々生きているようなもの、その未経験や経験不足を補うために日々勉強や訓練を続けているのだろうに、

 

経験不足を補うために勉強するのではなく、経験と勉強不足な我々に政権を経験させろとは実に図々しい思考だ。

 

経験させてもらいたければ、まずは経験不足を補うに十分な勉強をしろ!と言いたい。

 

自身の怠慢を放置し、悪いのは政権を経験させてくれなかった国民だと言わんばかりの主張や思考。

 

菅直人氏と枝野幸男氏の思考がそっくり似ていることがわかるだろう。

 

 

 

立憲民主党の支持率が伸びない、選挙で勝てないのは、経験不足でも低所得者層が維新に共鳴したからでもない。

 

立憲民主党全体として「我々は優秀で悪くない、悪いのは他者だ」という思考があり、自身を鍛え磨く努力が不十分だからだ。

 

だからこそ、他者の不祥事には厳しく批判するくせに自身の不祥事には甘い対応で済ますわけでしょ?

 

 

 

失敗を人のせいにしているうちは自身の成長は起こり得ない。

 

私なら子供にそう教える。