阿蘇山噴火の際の防災担当大臣の対応に何か不手際や問題ありました??
実際に何か不手際や問題があったなら、それに対する批判とともに改善策を主張するのはわかるが、何かあっただろうか???
私は噴火のニュース速報と同時にライブカメラの映像で現地の状況と噴火時の状況を確認し、私から見れば結構大きな噴火だったが、報道にもあるように人的被害は無かった。
気象庁の対応として、10月13日に噴火警報レベルを1から2に引き上げ、火口から半径1km以内への立ち入りを規制していた。
その後の10月20日11時43分に噴火、付近には登山客や工事業者が居たが被害は無かった。
というのが事の実態であり事実なのだが・・・
蓮舫氏、「二之湯大臣は天災や防災をやったことがない」などと批判
YAHOO!ニュース 「蓮舫氏が阿蘇山噴火でさっそく岸田内閣批判『二之湯大臣は天災や防災をやったことがない』」
蓮舫氏は聴衆の前で「昨今、担当大臣の役割が問われているのは、防災担当大臣です。岸田内閣の誰か、みなさんご存知か。77歳の二之湯智さんです」と話し始め
「この人(二之湯氏)は総務関係の仕事をしてきて、天災や防災の仕事をやったことがない。そしてこの人は参院議員で、来年の夏に引退を表明した。その直後、(岸田首相は)大臣にした。国会を開いて『この担当大臣でほんとうにふさわしいかどうか』と、野党と議論もせず、ボロが出る前に解散した。総理として理想の姿じゃなく、私は非常に残念に思う」
「77歳」の二之湯智さんはダメだけど、「47歳」の二之湯智さんだったならOKとか?
何が言いたいのだろう?
高齢者だからダメというのは年齢差別の一歩手前ですな!
私も意味も無く高齢者がいつまでも国会議員であることは問題だし、年功序列にも反対だ。
だからと言って、年齢という数値でその人を判断したり線引きすることには反対だ。
その思考がある以上、何らかの差別に至る可能性があるということにもなる。
そんなに年齢や年数という数値を気にするなら、言ってあげよう!
53歳の蓮舫氏と77歳の二之湯氏、どちらが長く、多く、日本における天災を見てきたのか?
しかも、蓮舫氏は一体いつから日本国民として日本を見始めたのかも不明確。
そんな人がかつて八ッ場ダムの建設を中止させた。こちらの方がよほど危険なことでは?
年数を気にするなら、こういった見方もすべきだろうに、批判のためにあえて「77歳」などと年齢を加えて叫ぶ卑しさが透けて見える。
他者を批判し蔑みたいばかりにむやみに投げつけたブーメランが自分に・・・
年齢を持ち出したかと思えば、さらに自分に追い打ちをかけるように、
この人(二之湯氏)は総務関係の仕事をしてきて、天災や防災の仕事をやったことがない。
国会を開いて『この担当大臣でほんとうにふさわしいかどうか』と、野党と議論もせず、・・・
などと批判をしている。
天災や防災の仕事をやったことが無い人が防災担当大臣になってはいけないのなら、蓮舫氏自身はどうなのか?
かつての民主党政権時に複数の「○○担当大臣」に就任していたが、そもそも政権を担ったことが無い民主党議員が大臣になること自体如何なものか?とは思わないのか?
蓮舫氏は行政刷新担当大臣として事業仕分けを仕切り、数々の事業を中止、中断させたが、以前にやった経験があったのか?
ダムの仕組み、重要性、今後増加するであろう豪雨との関係についてどれほど理解したうえで八ッ場ダム建設を中止させたのか?
蓮舫氏の考えに照らし合わせれば、「政権を担ったことの無い民主党議員が大臣で本当に相応しいのか?」ということになる。
蓮舫氏は経験の無い者が大臣で相応しいのか?、枝野氏は経験のために大臣にさせろ
上記の通り、立憲民主党の蓮舫氏は、経験の無い者が大臣なのは如何なものかと批判。
その反面、立憲民主党の枝野氏は、民主党政権の失敗は経験不足が原因と主張。
10年前の民主党政権は失敗だった?立憲民主党・枝野幸男「我々が現役でいる間にもう一度お預かりして次世代の仲間に政権の中枢で経験してもらいたい」
— Mi2 (@mi2_yes) October 14, 2021
次世代を育てるために、もう一度政権をやらせて次世代の仲間を訓練されてほしいとか、舐めてんのかよと。もうお試しは懲り懲り。 pic.twitter.com/iIrrlRNqkw
【参考】10月15日のブログ記事「立憲民主党の枝野幸男氏はまだ気付かないのか! 経験不足ではなく勉強不足という自身の怠慢だ!!」
経験の無い者はダメ、だけど、経験不足を補うために経験させろと主張している立憲民主党。
党として筋が通っていない。滅茶苦茶な思考。
これは、その時の都合に合わせて批判や主張をしているからだ。
その時の都合に合わせて、「高速道路無料化します。」と言ったかと思えば、その時の都合に合わせて、「やっぱり高速道路無料化断念します。」と言ったり、
その時の都合に合わせて、「普天間基地を県外移設します。」と言ったかと思えば、その時の都合に合わせて、「やっぱり辺野古に移設します。」と言うのと同じ。
選挙時の票が欲しいという都合に合わせて言ったことが、実際は実現できないという都合に合わせて変えられてしまったわけだ。
これと同様に、蓮舫氏の相手に打撃を与えたい蔑みたいという都合に合わせた高年齢や経験不足という批判が、枝野氏になると、その経験不足を補うために大臣を経験させてくれに変わる。
10年以上経ってもかつての民主党議員は何ら変わっていないようです。
同じことを繰り返すことが既に見えています。私には。
その時の都合によって主張が変わる人は信頼できない!
筋の通っていない滅茶苦茶な思考に任せれば、日本は滅茶苦茶になる。当然のことだ。