なぜ物事をマイナスにしか捉えられないのだろうかねぇ・・・
そのマイナス思考やデメリット、欠点、ミスばかりを取り上げて批判する思考で、新たな物事が生み出されることはないと思うのだが、もはや、そういった発想しかできない人にとってのストレス発散方法の一つなのだろう。
アスリートと一流仕事人に学ぶココロとカラダを整えるマガジン「CoCoKARA next」というWebマガジンなのかな?そこにこんな記事があった。
アベノマスクと揶揄して批判するのが潮流とでも考えているのかもしれないが、無駄にデメリットばかりを取り上げてストレスを自身で高めて批判するより、プラス思考で物事を捉えた方が、ココロとカラダを整えるには最善だと思うが・・・
新型コロナウイルス対策で安倍首相がドヤ顔で打ち出したアベノマスクがあちこちで厄介者扱いされている。
ドヤ顔かどうかを判断する基準とは?そして、「あちこちで厄介者扱い」が正しい認識と言えるのか?
配布されたマスクやその費用を無駄にするかしないかは、受け取った個人の考え次第だと私は思う。
バカの一つ覚えのように「アベノマスク」と揶揄し、批判し、捨てようものならマスクも費用も無駄になるが、今後何が起きるかわからないのだから、防災グッズの一つとして加えておけば無駄にはならない。
厄介者扱いしている者こそ厄介者だろう。
何でもマイナスに捉え、欠点やミスを取り上げてねちっこく突っつき、マスクやその費用を自身で生かせない頭しか持っていないのだから。
汚れや異物混入問題から「虫が出てきそうで怖くて開封できない」「バイキンが心配」といった不安や、「小さい」「暑い」という不満から使用しないケースが続出している。
これも、実にバカらしい思考だ。
問題があれば返品が可能だし、「バイキンが心配」って・・・あんたの顔の方がよほど細菌が多く繁殖しているだろうに・・・
実際、人体も含め世の中そこかしこに細菌やらウイルスは存在している。
単にそれらが人体に悪影響を与えない、与えても人体で処理できているから気付かないだけのことだ。
「小さい」、「暑い」というのは事実かもしれないが、顔の大きさにもよるし、一昔前はこれが一般的だったわけだし、再び使い捨てマスクが手に入らなくなる事態だってあり得るのだから、無いよりは良いだろう。
菅官房長官は20日の記者会見で「東京などに(布マスクが)届き始めてから、店頭でマスクが売られ始めたんじゃないでしょうか。非常に効果があると思う」とも話した。しかし、アベノマスクの配布実績は、東京、大阪、北海道など13都道府県で約1450万枚。配布予定の1億3000万枚の10分の1に過ぎない。
菅官房長官の発言については、そうではないと私は思うが、配布実績が少ないから菅官房長官の言うような効果は無いという主張はどうかと思う。
例えば、株価や為替などは、実態がどうであれ雰囲気だけでも上下する。
実際には配布枚数が少ないとしても、全国民に配布するという方向性や雰囲気が世の中に影響を与えることはあり得ることだ。
ネット通販では50枚入り1000円程度はザラ。消費税と送料込みでも1枚20円ほどで手に入る・さらに値ごろなマスクがゴロゴロ。1枚30円台は当たり前。「原価マスク」「挑戦最安値」などの惹句で200枚入り4599円、100枚入り2299円で売られ、51枚入り1111円(いずれも税・送料込み)というのもあった。どれも1枚25円を切っている。
いまだに行き渡らないアベノマスクに投じられた血税466億円はドブに捨てられたも同然だ。
ネット上や街中に出回っているマスクの安さを強調しているが、その多くは日本企業のパッケージではなく、日本語表記ではあるがどこの誰が製造しているのかよくわからんものばかりだ。
それこそ、「バイキンが心配」にはならないのだろうか?「アベノマスク」のバイキンは心配でも、中国のどのような工場でどのように作られたわからないマスクに対しては何の指摘もしないというのは偏りがある。
実際に素手でマスクを製造し箱詰めしている中国の町工場の映像などもあるので、私は日本企業のマスク以外はちょっと不安だ。
中国製でも中国の自社工場で製造しているアイリスオーヤマのものであれば受け入れられるが、どこの企業かもわからないパッケージの中国製となるとちょっと・・・
特に中国は金儲けできるとなると多くの人がそれに飛びつき、基準に満たないものや不衛生な状況下で製造したものを、さも基準を満たしているかのように偽って販売することがあり得る国なので、要注意だ!
「いまだに行き渡らないアベノマスクに投じられた血税466億円はドブに捨てられたも同然だ。」という発想も、実に単純。
使い捨てマスクが手に入るなら、別に今「アベノマスク」が届かなくても問題ないわけだし、マスクは今しか使わないものでもないし、保管するのに困るものでもない。
血税466億円をドブに捨てるか捨てないかは、そのマスクを今どうこうするという発想ではなく、今後どうするかという発想によって決まることだろう。
今は使い捨てマスクがあるからと「アベノマスク」を捨ててしまえば、血税466億円を自らドブに捨てたということになるし、今は再び使い捨てマスクが手に入るようにはなったが、今後も中国などが輸出禁止などすればどうなるかわからないし、別の災害発生時に利用できるかもしれないからと保管しておけば、血税466億円をドブに捨てることにはならない。
言わば、受けっとった者の考え次第ということだ。
一時のことしか考えず、「今いらないから」、「もういらないから」と捨ててしまうといった物を無駄にする行為をするか、今後再び使い捨てマスクが手に入らない状況になったらと考え防災グッズに加えておくなど物を無駄にせず活用する行為をするか、といった人間性の違いが見えてくる場面ということだ。
何事もデメリットばかりを取り上げたり、ただただ政府が嫌いだからと感情的な行動をとれば、血税をドブに捨ててしまうことになる。
「アスリートと一流仕事人に学ぶココロとカラダを整えるマガジン」なのだから、どうせなら、一時の感情だけで判断しないよう感情を整え、血税をドブに捨てない行動を促す記事にすればよいものを・・・
政府のマスク配布に批判するとしたら、それを実現するシステムを構築しておかなかったことに対してであって、布製マスク自体やそれを全国民に配布することについては、シンガポールやフランスなど、同様の政策を実施している国があることからも間違いではない。
批判の矛先がずれているように思う。
なぜ、矛先がずれるのかと言うと、ココロとカラダが乱れているからでしょう!
剣道をしていてもそのことがよくわかります。
心技体が一体とならなければ一本は取れない。
この件に関しては、安倍政権を批判したい、嫌いだ、許せない、というココロによって、事の本質がしっかりと見えておらず、もしくは、見ようとせず、矛先がずれるのでしょう。
ちなみに、この「CoCoKARA next」では政府が配布している布製マスク自体も批判している。
これについては次の記事「政府配布のマスクに対し、事の本質を捻じ曲げてまで批判するそのココロ、精神は整えなおした方がよい」で