既に中国も気付き、アメリカなども気付き始めているマスクの重要性。

 

※既に中国も気付きとは、

マスクの国内需要と備蓄のために中国政府がマスクの海外輸出を禁止したことから、中国はマスクの重要性に気付いていると推測できる。

 

※アメリカなども気付き始めているとは、

つい先日、アメリカのCDCが一般人のマスク着用に関する指針見直しの検討に着手という報道もあり、トランプ大統領もマスク着用を勧める発言をしている。

 

 

NHK NEWS WEBの記事にこんなのがありました。

 

「マスクの効果を患者の実験で確認 香港大学など研究グループ」

 

通常の「かぜ」のコロナウイルスに感染した患者が、一般的に使われる使い捨てのマスクをすると、ウイルスはマスクの外に出なかったとする実験結果を香港大学などのグループが発表

新型コロナウイルスでも、患者がマスクをすることで感染拡大のスピードを抑えられる可能性を示している

マスクをしない患者は10人中3人で、1000分の5ミリより大きい飛まつの中にウイルスが検出されましたが、マスクをした患者では11人全員から検出されなかった

研究グループは症状が出ていなくてもウイルスは排出されるものの、新型コロナウイルスでも患者がマスクを着けると、感染拡大のスピードを抑えられる可能性を示しているとしています。

 

 

これからも理解できるであろう。

 

なぜ、日本で中国の武漢や欧米諸国のような爆発的感染拡大が発生していないのかが。

 

日本では風邪の季節、花粉症の季節ということで、マスク着用率が高かったのと、日本人の咳エチケット、手洗いの習慣がしっかりしていたことで、密集密接していて換気も悪い満員電車での感染拡大も防げていたと考えるべきだろう。

 

最近では感染していても無症状の人からも感染拡大することがわかっている。

 

このことからも、無症状の人も含めすべての人がマスクを着用することが重要だという結論になるはずだ。

 

 

 

どこの誰でしたっけ?

 

症状の無い人がマスクをする必要はないなどと、調査、検証もせずに主張していた世界的な大バカは?

 

その主張のエビデンス(根拠)は何だったのか?

 

昔からの言い伝えのような根拠しかなかったのだろう。

 

私が3月に書いた記事「今まで通りにはいかない新型コロナウイルスに対し、マスクの正論、常識を見直す時なのでは?」でも書いたように、これからは「今まで通りにはいかない」がキーワードだ。

 

過去の常識にとらわれていては手遅れになるかもしれない。

 

 

 

世界が感染拡大抑止にマスクを求めるようになれば、今以上に使い捨てマスクが手に入らなくなるだろう。

 

そうならぬよう、使い捨てマスクの供給を何とかすべきだと私は以前から主張しているが、供給が追い付かず、医療機関優先にせざるを得ないなら、安倍首相が発表した布製マスクを使わざる得ない。

 

というか、布製マスクでもいいから、今すぐ、全国民にマスク着用を義務付ければ、加速しつつある感染拡大のスピードを抑えることができるはずだ。

 

そりゃ、使い捨てマスクの方が便利だし、衛生的だし、スタイリッシュかもしれないが、供給が追い付かず手に入らないのなら、不便でも格好悪くても布製マスクを使うしかない。

 

そうでなければ、スタイリッシュな布製マスクを製造すればよい。

 

使い捨てマスクの製造が追い付かないのだから、スタイリッシュな布製マスクの製造もしばらくは追い付かないと思うが・・・