遺伝子と療法士 | 輪違弘樹

輪違弘樹

26歳で起業した理学療法士の独り言です。
墨田区で歩行訓練重視のリハビリデイサービスとセラピスト育成事業を主に行っています。


遺伝子検査に興味が出てきたのは、23歳の時だから約5年前。
僕は、今でこそ会社経営してるけど臨床2年目の時です。

病院の時は、呼吸リハビリテーションばっかりやっていたのですが、僕の師匠が毎回血液データを取る際に遺伝子検査の同意書を書いてもらってました。

偶然、呼吸リハをやることになったんだけど、COPDって別名「たばこ病」とも言われていてガイドラインみると90%がタバコが起因となると書いてあります。

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けど、タバコを吸っている人でもCOPDにならない人もいたり吸っていないのになっている人もいる。もちろん受動喫煙の問題などがあるから吸っていないのになるのは理解できるし職業も関係してくるので様々な要因があるのはわかる。

この時に何でだろ~と考えていたんだけど、同時に糖尿病療養指導チームにも在籍していたので糖尿病はCOPDよりも進んでいて「遺伝」の話しは医師から聞いていたってのもあって知っていました。

その時、仮説でCOPDも環境的要因と遺伝的要因なんだろうなと思って趣味程度で勉強して今に至ります。

実は、環境的要因の方が強いんだけどね。


僕は、エバーウォークで科学的運動をを追求していきたいと思っていて、リハビリテーションエビデンスとかでなくオーダーメイドのエビデンスというかその人にあった運動や病気の予防ができる施設を作ればいいかなって思っています。

これからは、確実にオーダーメイドリハビリテーションの時代であってマス的なリハビリテーションに価値はないと思います。だからみんな同じリハビリテーションとかあり得ないしそんなのは僕がやる必要がないと思っています。
もちろん大事なことは理解はしています。けど、興味がないのでやりません(笑)

ちょっとだけ話すとエバーウォークは介護保険でリハビリテーションを提供してるんだけど嬉しいことに自立判定になる人や介護度改善によってリハの回数が減ってしまう人が多いです。

1年やって継続半年以上の人で経過をみると約90%の利用者が維持・改善しています。そうなると次を考えたサービスを出すわけです。

最近では、地域の健康予防にエバーウォークのスタッフが呼ばれたりするようになってきました。

2店舗目も4月にopenして利用率100%になりましたので3店舗目と新しい予防リハの施設作ろうと思います。

こういうの一緒にやりたい療法士がいたら一緒にやろーね。