失敗体験を大事にする | 輪違弘樹

輪違弘樹

26歳で起業した理学療法士の独り言です。
墨田区で歩行訓練重視のリハビリデイサービスとセラピスト育成事業を主に行っています。


最近、Facebookは飽き放置ぎみですが、Twitterはやっています。
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フォローしてね。メモ帳みたいに使用していますが 笑


さて、失敗体験を大事にするということで書きますが、恐らく失敗したことがない人はいないと思います。

去年、やっていたドラマでドクターXを観ていたかたなら大門未知子をご存知の方もいると思いますが、「私、失敗しないので。」は有名な台詞だと思います。

あのように言えれば理想的ですが、なかなか難しいと思います。

失敗体験があるから考えることができ、次に繋がると思います。

先日、高校時代の友人と飲みましたが昔の自分を知っているので初心に帰ることができました。
最近は、「輪違さんて失敗とか挫折とかしたことないんですか?」と聞かれることが時々ありますが、そんなことないです。失敗しまくりです。

そんな話しを友人としていたら笑っていました。
10年来の付き合いなのでどんな失敗をしたとかだいたい知っていますので笑っていたということです。

僕は、ずっとサッカーだけをやって生きてきたもんなのでかなり私生活では自由に生きていました。中学も高校もセルフコントロールという校訓だったため規則がなかったんです。だから自由。特に中学のときなんてクラブチームでサッカーやってたんで部活動とは無縁。顧問が怖いとかそういうのが無かったんでとにかく自由な生活を送っていたのを懐かしく話していました。
17歳の時に怪我をして試合に出れなくなって人生で初めて挫折というものを感じた時の話しとか正直終わったと思いましたし、その他にもいろいろ挫折や失敗はしてきたと友人と話し再認識しました。


少し、話しはズレましたが失敗体験は必ず将来に生きます。もう挫折や失敗をしないようにどうすればいいのかという経験が日常生活でかなり生きてくると思いますしね。

中学の時のサッカーのコーチに言われた言葉で今でも覚えている言葉があります。

「サッカーの試合は1対1で負けなければ試合で負けることはない。そして自分の頭で局面を読める選手になれる人となれない人の最大の違いは、センスとか思考法とかではなく失敗できるかどうか。失敗を恐れず挑戦する回数が大事」

こんなことを言われた覚えがあります。特に足が速かった訳でないので身体能力は並だった僕にゲームの局面を読める選手になりなさい。とアドバイスされたのは今でも参考になりますし、しっくりくる言葉です。

これは、中学の時のサッカーノートに書いてあった言葉でそれからパス美学が出てきた辺りでした。

何も考えないで物事がこなせるレベルになるには、約10,000時間やれば一人前になるみたいです。しかし、リハビリの臨床の現場では必ずしも一致するとは限りませんが。


なぜならば、少し治療が上手くいくようになると、上手くいかない患者様が出現するからです。ある程度は良くはなりますが、心から満足して上手くいったという経験ではないということです。成長している自分は確認できるのですが、もう少しできるだろう的な自分も同時に存在するという劣等感があるということです。

僕は、セミナーで臨床で出会った患者様で分岐点となった患者様がいますがある程度達成すると必ずそういう場面に必ず遭遇します。その度に失敗してまた挑戦しての繰り返し。

結果、長期的にみると成長したなと感じます。けどまだまだだなと思う自分もいます。
この人凄いなと思う臨床家などはいませんが、僕が学生二年目の時の先生でたぶん今80歳位だと思いますが、毎日勉強だ!と言っていたのは当時はこの人何言っているの?と思っていましたが今はよくわかるようになりました。

そのうちPOSTでインタビュー取材したいなと思いますので楽しみに待っていてください。

POSTリハビリメディアサイト



とにかく人は、自分が体験したことでしか物事が判断できない生き物です。
だからどんどん挑戦していく必要があると最近自分自身強く思います。