おはようございます。
先日の少しブログで紹介し、鈴鹿2&4で実戦投入しました2012年型の4618リアサスの売りを解説します。
まずは画像から
左から新型ハイスピード、旧型ハイスピード、新型ロースピード、旧型ロースピードの各アジャスターにです。
ま、デカイですね。
その名も
WP-BVS!
そのまんまですが・・・
デカくなると何が良いのかというと、
受圧面積(体積も)が拡大し、極低速から立ち上がりに優れ
安定したダンピングが得られるというメリットがあります。
また、容量が少ないまま単に段数を増やしただけのピーキーな特性の
アジャスターと違い、実効的なアジャストレンジが増えるというメリット
もあります。
(今回は大容量化に伴い、アジャスト段数も増えてます。)
もともとハイスピードとロースピードの独立したアジャスターを装備し、
コンプレッションアジャスター全体の容量で言えば市販品では最大級だったのですが、
そこのアドバンテージを更に伸ばしたモノと考えて下さい。
何故、そんなにコンプレッション関係を中心にアップグレードするのかというと理由は昨今のタイヤの
ハイグリップ化にあります。
ハイグリップ化したタイヤではその強大なグリップによりサスペンションの動く量とスピードが
大きくなってしまいます。ではスプリングを固くすれば良いのかというとそれではタイヤへの攻撃性が強く
表面が荒れてライフも短くなります。また、動くスピードはあまり変化しないのでサス全体の動きも荒くなってしまい
ライダーの車体コントロールが難しくなりそこを抑えるためにリバウンド側を強めるとナチュラルな動き、路面追従性が阻害され、折角あげたタイヤのグリップも落ちる方向になります。
・・・・なので、コンプレッションのダンパーに余裕を持たせることで無用なスプリングレートの上昇を抑えた
セッティングが可能になります。
本当に実戦で必要にかられ、現場のサービスと本社のエンジニアによってもたらされた、
非常に有効なアップグレードだと思います。
今回のモディファイによりメーカーでは
1.低速コーナーでのトラクション向上
2.高速コーナーでのスタビリティ向上
3.タイヤのライフの向上、摩耗の抑制
等が確認されているようです。
またサス本体の内部のコーティングの変更によりフリクションも同時に減らしているようです。
長くなったのでこの辺で。続きはいずれ。。。
良いGWを!(笑)