おはようございます。
以前、全日本菅生のお話しの中で少し書きましたが菅生の前に須貝クンのドゥカティ1098の
リアサスに小変更を加えました。 具体的にはリバウンドSPG(他社でいうところのトップアウトSPG)に
チョイチョイと変更を加えたんですがこれが意外に大きな効果を産んでいるようで
コースの性格が違う菅生もオートポリスもかなり気持ちよく走れているようです。
ココの変更については、やりだすとメインのスプリングやプリロードと無限の組み合わせが
できてしまいますので、弄る時は非常に慎重になります。
特に練習、予選時間の短い全日本ではセッティングが煩雑化すると本末転倒になりかねないので。
本社のレーシングサービスの連中(笑)も余程のことがない限り変更はしないです。
ココはメーカー間で考え、ポイントが違うところだと思います。
須貝クンの車両の場合、色々やってもう弄るところが少なくなってきて、
もしスベっても(乗りにくくなったり、タイムが出なかったり)文句は言わない(笑)
という本人の合意のもと、実験的に変更を加えたんですね。
いつもレース前は自分が走るわけでもないのに緊張するのですが、
本番も慎重に怪我無く終わって欲しいモノです。