おはようございます。
昨日の続きです。
この4CSフォークのメリットはライダーさんがバイクに乗ったまま工具無しで
コンプ、リバウンドともアジャストできるところです。
メカさんがいるライダー・・・・っていうのもほんの一握りでしょうし
これは意外とプライベートのライダーさんには大きなメリットと考えます。
ダンパー調整するのに日頃の激務に疲弊した体をおして、バイクから降りて、
スタンドをたてて工具を持って、調整して、工具をしまって、また背の高いバイクに乗って・・・・
これじゃナイスミドルなライダーは大変じゃないですか?(笑)
フォークトップについて、工具無しであれば極端な話し、走りながらでも調整は可能になります。
(もちろん推奨はしませんし、走りながらやって転けたとか言われても責任はとれません。)
ちょっと脱線します・・・・(笑)
ヒロ(青山選手)がハルクプロさんのRS250で全日本を走っていた2000年鈴鹿のレース、
トップグループで走行中のラスト2LAPのシケイン手前、その後の展開を呼んでいたヒロは
イニシャルを走りながら調整、見事ラストラップのシケイン突っ込み合戦に勝ったという事例があります。
これもWP4357RCMAフォークのトップに手で回せるイニシャルアジャスターが
付いていたから可能だったんですね~
注 4CSには手で回せるイニシャルアジャスター付いてません。手で回せるダンパーアジャスター
のみです。
脱線を終わります。
4CSはクローズドカートリッジの性能プラス構造をできる限りシンプルにすることで
オープンカートリッジの単純さ、使いやすさを併せ持っているそうです。
またそのシンプルな構造ゆえ軽量化にも貢献しています。。
クローズドカートリッジの性能はスプリングがストロークする全ての領域で
レスポンスの遅れのない完璧なダンピングを発生させることで発揮されています。
また長くなりそうなのでこの辺で~ (・∀・)ノシ