【SRCN】6月18日 厚木 走行会 | Moving Chicane

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Chester Racing(1人)のRC情報!

今月18日、SRCは厚木トレリス内の神奈川レジャーランドにおいて、走行会を開催した。

参加は3チーム、持ち込まれたマシンは全6台で、カテゴリーは全てドリフト。




当日の屋外は大雨。気温23.2℃ 湿度51%。

悪天候のためか平日としては走行台数が多く、ピーク時でドリフト7〜8、ツーリング3〜4、バギー4。

コースは変わらずクリーン。






▲URD D5S 13.5T




ついに全貌を現した、URD Sakura D5S。インボードダンパーやリヤモーター、ベルトドライブなど、極めて個性的な仕様となっている。

そして同チームは今回も朝7時から走行を開始。マシンのバランスは悪くかったものの、何とほぼ全てのボールエンドの精度が著しく悪く、激シブ状態な事が発覚。チェスターRから一旦タミヤ製のエンドボールを譲り受け、ダンパーも予備のヨコモ製へ交換、スムーズな動きを取り戻した。

その後は徐々にセット変更を加えリヤのグリップ感が大幅に向上、見違える安定感を見せてこの日を終えた。


「見た目と同様に動きも特徴的で、リヤの安定感は抜群だ。今日はシェイクダウンに近い作業内容だったが、ポジティブな感触だ。

まだアンダーが強くバランス調整が必要だが、今後マシンの理解が進めば良くなるはずだ。

次回の走行が楽しみだね。」




D5Sに集中していたため出番の無かったRD1.0。

走行はシステムチェックのための1パックのみに終わった。





▲RDM5 SD2.0 13.5T



RDM5では、SD2.0の更なるイージードライブを目指し、少しずつセットアップを進化させている。

ギヤ比を大きくし、リヤサスアームのウエイトは15gに達し、リヤグリップを更にアップさせている。

挙動はアンダーが強めながらも強烈な安定感で、相変わらず立ち上がりも速く、ふらつきも減少。セットは微調整のみで1日走り込み、チェスターRとほぼ互角の戦いを繰り広げた。


「ドライバーの好みに合わせたマシンとなっており、どのコースでもリヤは安定している。俊敏な動きは出しにくいが、バランスを見ながら調整を進めていく予定だ。

総合的なパフォーマンスは、今のところチェスターRの2台を上回っている。」



▲チェスターR TT-02RWD 15.5


リヤウエイト追加、リヤトレッド2mm減、リヤ逆スキッド追加などのセット変更が施された、チェスターR TT-02RWD。

立ち上がりの加速、速さと安定感共に改善を果たし、RDM5に迫るペースを見せた。

また、URD所有ののヨコモV4、フタバGYD470も動作チェックの為仮搭載し、こちらも問題なく走行した。


「基本的にいつも走りやすいマシンだ。早い振り出し操作にジャイロが誤動作する事があり、まだ速さも足りていないが、装備が古い事を考えれば悪くはないだろう。」



▲チェスターR RD2.0 10.5T


もう一台のチェスターR RD2.0は、いまだオプション非導入をキープしつつセットを変更。

リヤトレッドを2mm減、ギヤデフは超スルスルからオイル1000番へ、ギヤボックス下2mmスペーサーとリヤアッパーアーム外側高さアップ。

加速は改善したが、角度が付くと動きはシビアに。終盤には挙動に慣れたものの、まだ調整が必要なようだ。


「上級者向けコースの路面では苦戦したが、初心者向けコースは良好だった。終盤はRDM5を追い回せたので楽しめたね。

少しピーキーだが、次回までには修正できるだろう。」